シンボル言葉 車の知恵

【ハードトップ】マツダ・ロードスターと日産GT-R(2)

【ハードトップ】マツダ・ロードスターと日産GT-R(1)

写真出典:マツダ公式サイト/ロードスター
出典:http://www2.mazda.co.jp/cars/roadster/theme/open2/?link_id=link_id=%20theme052
マツダ幌

知性あるスポーツ

むかし、イギリスではオープンカーで小型軽量のスポーツカーが、ロールスなど高級車を持つ貴族のセコンドあるいはサードカーなどで流行ったことがありました。小メーカーが乱立したようですが、貴族のおしゃれなスポーツとして、運転そのものを楽しむ車でした。基本はオープンでソフトトップ、つまり幌を装備していたのですが、イギリスはアメリカのように天候が良くはないので、オープンの上にハードな素材で作られた屋根を載せており、天気の良い時には外してガレージの片隅に置いて出かけるのでした。ガレージの片隅にハードトップが置かれていること自体が、ステータスであり貴族階級を象徴していました。
ウィキペディアより/キャデラック・デビル
出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Cadillac_de_Ville_series
Cadillac_Coupe_De_Ville_1950

そこでオープンカーが全盛であったアメリカで、ハードトップを着脱するのであれば、屋根をハードトップ風にしたクーペスタイルが出てきたのでした。

日本でも高級感を演出する目的で、ハードトップクーペがトヨタクラウン、マークⅡハードトップなどに加えられて「ハイオーナーカー」と称したのです。これも3台ほど乗った経験があります。

それからオープンカーは転倒したとき危険であると言われるようになり、ベンツのSLなどは、転倒すると瞬時に立ち上がってくるロールバーを装着するようになりました。アメリカでは瞬時にオープンカーは生産されなくなり、「ピラードハードトップ」と称してBピラー付きの「サッシュレスドア」を装備したスタイルが発売されるようになり、今日に至っています。

このよう経緯から、若い人は「ハードトップ」と聞くとボディースタイルと勘違いしているのです。ソフトトップに対してハードトップと、その名の通りが正しいのです。・・・つづく

【ハードトップ】マツダ・ロードスターと日産GT-R(3)

【ハードトップ】マツダ・ロードスターと日産GT-R(1)
【ハードトップ】マツダ・ロードスターと日産GT-R(2)
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