日産GT-R物語

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トランスアクスル

第二世代R33スカイラインGT-R

httpsgazoo.comcardatabasePagesgeneration_list.aspxMAKER_CD=B&CARTYPE_CD=A44

出典:https://gazoo.com/car/database/Pages/generation_list.aspx?MAKER_CD=B&CARTYPE_CD=A44

トランスアクスル(リアデフ側にあるミッション)

これは前後ホイールベース間、出来るだけ中央に重心位置を置いて、旋回性能を上げるべく、エンジンをフロントミッドシップ位置に置き、重いミッションを4WDシステムと一体にして後部座席位置に持ってくることにより理想的重心位置を実現しようとしています。

前後重量配分を50:50に近づけて、旋回性能を上げようとしています。

また、このミッションには前後輪に掛かるトラクションを0:100から50:50の範囲でコントロールするATTESA E-TS(アテーサ イーティーエス)が組み込まれています。現在では同じようなシステムが日産車に広く積まれていますが、ABSと一体となったこのシステムは安全装置としても優れたものです。

NISSAN GT-R(R35)トランスアクスル

GT-RシャーシGAZOO

出典:http://gazoo.com/car/newcar/impression/st2/Pages/2008/02/953fa67d-340a-4234-9ace-82ce7ba1e1e5.aspx

ターボチャージャーと4WDシステムの導入が、第一世代C10~110GT-Rと第二世代R32~34GT-Rの技術的進歩の最大の部分であると見ても良いでしょう。今回は4WDについてみておきます。

現在の日産R35GT-Rに続く4WDシステムがなぜ必要とされているのかです。現在、世界の自動車は4WD化が進んでいるのですが、GT-Rのようなレーシングカーに4WDシステムが必要なわけは何でしょうか?

まず「カーブに入る前に十分にスピードを落とし、コーナリング中は決してブレーキを踏んではならない」と教わったことはありませんか? 箱根の山道などでカーブを曲がりながらブレーキを踏んでいる車を見かけますが、これは危険です。特に下り坂でスピードのコントロールが十分にできていない状態でカーブに入ってしまい、怖くなってブレーキを踏んでしまうときなど、飛び出す危険があります。これはコーナリング中の限界スピードが、タイヤがロックすると急激に落ちてしまい、滑り出して飛び出す危険が増すからです。これは決してしてはなりません。

日産R35 GT-Rサスペンション 

GT-Rサスペンション

出典:http://www.nissan.co.jp/GT-R/performance_body.html

現代の車のブレーキは冷却力に優れたディスクブレーキで、空冷のための構造にも優れており、ブレーキオイルの沸騰点も上がって、簡単には、ブレーキオイルが沸騰したり、ブレーキパッドが溶け出すようなことはなくなっています。適切に間隔をあけて踏んでいる限り、簡単には機能しなくなるようなことはありません。そこでATのためにエンジンブレーキを使ったことのない人で、フットブレーキだけでも箱根の山道を下るぐらいは問題ないのが現在の車の性能です。でも足をぺタルに乗せたままで常にパッドをディスクにこすりつけているような運転をすると危険があります。

ではカーブに入ってしまってオーバースピードだと感じたときには、どうすればよいのでしょうか? むしろアクセルをわずかに踏み続けるぐらいのほうが、無事に済む確率は高くなります。これでも飛び出してしまったときは、ブレーキを踏んでいても、より早く飛び出してしまっていることになります。しかし、とっさのことで我慢できないのが実際でしょう。カーブに入る前に十分にブレーキをかけておくことです。

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