
【NISSAN GT-R物語(16)】GT-R 2017年 口コミ![2]
2016/08/28
残念、まだ2017モデルの口コミがありません。 2007年モデルの評判を見ておきます。
【NISSAN GT-R物語(15)】GT-R 2017年 口コミ![1]➡
インテリア
これも、デザイン的には不評が多いようです。「プラスティッキーで安っぽいし、ダサい」という声があります。実用的な面では、スピードメーターが見づらい、シートポジションのメモリーがない、ロックと同時のミラー格納がない、リモコンエンジンスターターの純正オプションがないなどがあります。ただ、皆さんこの車にはエンジン性能、走行性能を求めているのであって、声を大にして言うことはないとちゃんとわかっているようです。でも、使いやすさについては良いところもあって、シートのフィッティングが良い、ナビ、オーディオが使いやすい、無段間欠式ワイパーが最高と言っています。
2017年式モデルのインテリア
出典:http://www.nissan.co.jp/GT-R/interior.html
【筆者の意見】
【日産GT-R物語(5)】初代スカイラインGT-R[1]⇒ 【日産GT-R物語(6)】初代スカイラインGT-R[2]⇒ を見てください。そもそもGT-Rは実用車ではありません。初代スカイラインGT-Rはヒーターだけでクーラーは取り付けられず、パワーハンドルもパワーブレーキもない車でした。むしろマニアは後部シートを外し、ドア内装パネルを剥がし、フロアマットも剥がして、中にはダッシュボードも剥がして薄いビニールシートで張っている人もいました。ポルシェのレーシングバージョンにも、ドアハンドルが標準でひもであったのもありました。それがレーシング・ホモロゲーション用車両なのです。GT-Rに豪華装備がついているのにびっくりしているくらいです。時代がGTーRに実用車の機能を求めているのでしょうが、それはやはり、そこそこでよいでしょう。
エンジン性能・走行性能
2017年モデル・エンジン
出典:http://www.nissan.co.jp/GT-R/performance_power.html
これはやはり、一目置かれる存在のようです。有り余るエンジンパワー、吹け上がりも良くて甲高い、音も良い、市販車でレーシングカーを感じることができる車です。フェラーリV8のようなアイドリングという人もいます。
走行性能でも、大人4人乗りの高速走行、アクセル半開くらいで公には言えないほど?スピードが出ていた、怖いくらいの加速と言っています。調子に乗って、べた踏みを試した人もいます。
ただ、2500回転あたりのエンジンのこもり音を気にしている人もいます。日産では、300km/hくらいでも話が出来るとアピールしているらしいですが、100-120km/hあたりで車内での会話がしづらいようです。インパネや後方からの車内のビビリ音もあるようです。
しかし、これは高速走行用の車、日常一般道の使用には厳しいものがあるようです。オーナーもサーキット経験者が多いと見受けられます。日常用に購入したユーザーは、あこがれて買ったけれども扱いきれなくて手放したという人もいます。
2017年モデル・コンビメータ
(最高速に注目)メーターの針が真上を向いた付近が常用範囲で、タコメーターで5,000回転、スピードメーターで280km/hを想定しています。
出典:http://www.nissan.co.jp/GT-R/performance_cockpit.html
- 走行性能についての引用/価格.com:http://review.kakaku.com/review/70100310644/#tab
ニュルブルクリンク症候群に侵された車は、跳ねまくる劣悪な乗り心地とワンダリングにより、結果的に公道ではKカーより遅い場合も多い。この車はサーキットの路面で速く走れても99.9%は公道を走るのだから公道で楽しくなければ意味が無い…
【筆者の意見】
おっしゃる通り、公道で走るのであれば、タイヤを205/65ぐらいに落として、セダン用あるは、ミニバン用の銘柄にして、全天候タイヤに履き替えれば、実用性が出るかもしれません。でもそんなことを求めるのなら乗らないことをお勧めします。サーキットまで日常用のタイヤで走り、レース用タイヤに履き替えてサーキット走行を楽しむぐらいに考えるとよいでしょう。なおタイヤを載せたサービスカーを従えてサーキットまで走るのは言うまでもありません。お勧めはトレーラーで運ぶことです。
【NISSAN GT-R物語(17)】GT-R 2017年 口コミ![3]➡