伝統の知恵

日本伝統の藍染―その産地【2】

2017/02/09

日本の藍染といってもひとつではなく、いろいろな地方にさまざまな藍染があります。その中でも、徳島の藍染は有名です。

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藍染のいろいろ

・阿波藍(徳島県)

平安時代初期から始まったといわれています。日本三大暴れ川でもある吉野川。その恵みである肥沃な土地に、上質な藍がよく育ったそうです。ここで作られた藍染には絶対必要な「すくも」が江戸や大阪に運ばれました。徳島県のすくもは、最高級品と言われます。

徳島・吉野川

・伊達の藍(北海道)

明治7年に、徳島県から伊達市に入植した人たちが、藍を栽培して始まったといいます。水を好む藍ですから、やはり長流川や紋瞥川、牛舎川など川のそばに作付され、北海道一の藍の産地となりました。

・益子木綿(栃木県)

益子町にある、江戸時代に創業された日下田紺屋(ひげたこうや)が有名です。72基もの藍甕(あいがめ)が備えられた藍染め場は、1996年県の有形文化財にも指定されています。益子木綿自体も、無形文化財に指定されています。益子町は、陶芸の益子焼でも有名です。

・近江木綿(滋賀県)

湖南市にある、明治時代に創業された紺喜染織があります。技術は京都から伝わって、最盛期は大正時代だったようです。

・出雲織(島根県)

オリジナルデザインに定評のある出雲織です。倉吉絣、広瀬絣、弓浜絣の影響を受けたといわれています。

・久留米絣(福岡県)

200年程前から作られたといわれています。白糸をくくって染め、それを織る技法は、12歳の少女が思いついたといいます。深い藍色が特徴です。天然藍の藍染、手織りの久留米絣は国の重要無形文化財、国の伝統工芸品にも指定されています。

・琉球藍(沖縄県)

琉球王朝の時代から、沖縄北部の本部町伊豆味集落に伝わっている藍です。琉球織物の紅型(びんがた)にも使用されています。

琉球藍(学術的記載)・・・キツネノマゴ科イセハナビ属の植物。卵形の葉をつけ、唇形の花を密生した穂状花序をなす。藍草は一年に二度刈り取られ、夏藍は約95センチメートル、冬藍は約75センチメートルに成長する。挿木により植え付け、二年~三年に一度は株の更新をはかる。生育には適度の雨量と施肥、とくに牛糞を必要とする。刈り取った枝葉は、水に浸漬して色素分を抽出し、石灰を加えて激しく撹拌した後に泥藍を生成し、染料として利用する。中国原産で、琉球列島~インドシナ半島に分布。沖縄で栽培されてきた藍。 琉球では日本のスクモ(固形)とは違う泥藍という泥状の染料に加工して染色に用いていた。泥藍はインドアイと同じ沈殿法で作るが、琉球では乾燥の工程を行わなかったという。一部専門書や歴史書で山藍を琉球藍としている例があるが、これは明治初期に鹿児島県製藍局が琉球藍を山藍と命名したことを発端とする誤り琉球藍とは異なる。

出典:http://aikaze.jp/ryukyuai/

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