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日本伝統の藍染―藍染の効果・効能とは?【8】

2017/02/09

藍染めには藍というタデ科の一年生植物が利用されます。藍色はインディゴともいわれますが、それは藍に含まれる成分インジゴのことも指しています。藍には薬理的効能もあり、藍染にもその効果・効能が備わっているのです。

日本伝統の藍染―日本が誇る本藍染のジーンズ【7】



藍の効果・効能は?インフルエンザにも

藍ー植物

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4_(%E6%A4%8D%E7%89%A9)

藍は漢方薬としても古くから通用しており、薬学書として有名な「本草綱目」などにも記述があります。

生薬名としては、藍草(あいそう)、青黛(せいたい)、藍実(らんじつ)、藍葉(らんよう)、板藍根(ばんらんこん)などがあります。効能もそれぞれ、月経不順や痔、解熱、解毒、消炎、殺菌、止血、虫刺されなどがあります。

特に、板藍根(ばんらんこん)は、最近インフルエンザの予防にも効くと話題になったことがありました。実際に、藍染には使われない茎の部分のエキスには、A型インフルエンザウィルスの増殖を抑える効果があると分かったそうです。2003年SARS対策の時は、一時は品切れになるほどでした。

さらに、板藍根はその消炎効果から、ニキビや吹き出物、湿疹、帯状疱疹にも効くそうなので、常備薬として置いておくのもいいかもしれません。

↓↓↓板藍根のお茶。食品会社のお安いものもありますが、こちらは製薬会社なので安心。のどがイガイガしたときに早めに飲むと予防になります。

↓↓↓板藍根の入った飴。持ち歩いて、イガイガしたらすぐなめます。

↓↓↓さらに、抗菌力の強い本藍染のマスクをすれば、インフルエンザもやってきません!

 

藍染は冷え性、肌荒れに効く

藍染の下着は、あせもにも冷え性にも効くので、夏場も冬場も重宝されます。肌荒れがある人にもおすすめです。

それから、水虫にも効くので藍染の靴下もいいそうです。農作業する人などは長手袋をしているとかぶれません。

消臭効果もあるので、汗をかいても臭くなりにくいと評判です。

↓↓↓天然藍染(徳島藍)のふんどし(褌)。蒸れにくく、抗菌・防臭に優れた一品。

 

藍染は、意外に保温性がある!

藍染は保温性もあるので、冬の腹巻、レッグウォーマー、カーディガンなどを着用することで、防寒にもなります。もちろん、適度な通気性もあるので群れる心配もなく、また冬場にはイヤな静電気などを気にすることもなくなります。

↓↓↓本場、阿波の天然藍染の腹巻。冬場には重宝します。冷え性でお悩みの方へ。

 

藍染の、バツグンの虫よけ、防虫効果

藍染の紙や布は、虫よけの効果があります。そのため、かつてのゴールドラッシュ時のジーンズも屋外での作業ズボンとして重宝されましたし、日本でもモンペや足袋などが仕事着として定番だったのです。これは、藍染着用時の虫よけ効果です。

↓↓↓琉球藍のTシャツ。耐久性もバツグンで10年は着られます! 好きな柄が選べるのもいいですね。

  • しっかりとした肉厚があり高級感が溢れています!天然染料で染めているため何回、何十回も繰り返し手間暇かけて染め上げています。

  • 藍染めには防虫、防臭、抗菌効果があり肌にも優しい天然染料です。染めた物も丈夫になり永く愛用していただけます。

また、藍染の着物はタンスに入れておいても、別途防虫剤を入れなくても虫に食われなくてすみます。ですから大切なものは、藍染の風呂敷に包んで保存しておけばよいのです。

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藍染の効果、効能を見てくると、万能の機能に驚きますね。やはり、昔の人の知恵は捨て置けません。私たちももう一度見直して、現代の生活にも取り入れて見るべきだと思います。

 

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