日記

【豊洲市場問題から学ぶ(2)】水はコンクリートの天敵[3]

2016/09/16

 豊洲新市場が大問題となっています。問題が非常に多岐に渡り、どこに切り口を求めるのか迷う状態です。

その中で基礎知識がいる内容も多く、今回は基礎の基礎としてコンクリートの話を取り上げておきます。

【豊洲市場問題から学ぶ(2)】水はコンクリートの天敵[2]➡

マンション管理会社の問題

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あるマンションで地下駐車場があり、雨が激しいと排水ポンプの能力を上回る水の侵入があり、下部の車が浸水してしまうことがありました。調べていくと山裾に立てられており、斜面から降りてくる雨水を側溝が排水できる能力をオーバーすると、地下駐車場に流れ込んでいたのでした。住民の関心が薄く、対策が遅れたのでした。

これは大変単純で、建物自体の問題ではなく、周辺立地の予測が設計施工時に甘かったのです。

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あるマンションでは、地下水位の見積もりを誤り、地下ピット床一面に水が出ており、放置はできない状態でした。この場合は管理会社が故意に問題を隠蔽しようと管理組合理事を集団でだまして、新築から10年の保証期間が過ぎるのを狙ったのでした。不良を出し、さらに故意に時間稼ぎをして、保証期間が過ぎたのち、修理の必要性があるとして、費用を取って補修したのです。あからさまな道義的には「詐欺行為」ですが、住民の無知と無関心で数千万円の損害でした。マンション建設会社と管理会社が同じ系列の場合には、よく見られる事例です。

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マンション購入の際には、少なくとも別系列の管理会社であることが、なかなかありませんが新築の場合には必要です。でもオーナーが無知無関心であると防げません。「騙されたい症候群」の人が8割と言えますので、ゼネコンの、この行為を防ぐには「暴力革命」が必要なのでしょう。何しろゼネコンは、その政治献金の大きさから国土交通省の監督官より強い権限を持っていると考えておくのが現実的です。防ぐことは現実にはできないと考えなければなりませんね。

皆さんのマンションでも問題があるのではないですか・? 無知無関心ではいけません。損害を出すのは本人たちです。基礎知識を勉強して事態を認識することが必要です。・・・つづく

 

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