アコーディア・ゴルフ 日記

【本物の資金効率(1)】

2016/12/04

近年のファンドの活動の活発化で「資金効率」との言葉を誤解している風潮が、行き過ぎて社会問題にすべき状態であると感じます。社会の中での資金効率について、考え直してみましょう。

ファンド体質の言い分

村上ファンドなど、極端なファンドでは「眠っている資金を俺たちが有効利用してやる」と企業の含み資産を株主に配分するように迫っています。「物言う株主」です。「社会派」を名乗っていているようですが、実際は「反社会分子」と見られています。

アコーディア・ゴルフ(AG)でもゴルフ場の土地をS-REITで現金化して、自社株買いを行い、銀行借り入れ金利より、かなり大きな「配当負担」を背負っています。村上ファンドグループが、AG社外に資金を持ち出し、ゴルフ業界からも持ち出し、どこに投資したのでしょう。社員はボーナスを減らされ、ゴルファーは、雑草の多いグリーンでゴルフをしています。これが彼らの「資金の有効利用」です。

コンビニの資金効率

コンビニの展開が「日本社会に与えた影響はどのようなものであったのか?」を、資金効率の面から考えてみます。従来、スーパー、専門店、百貨店などで購入していた商品を、コンビニで買うことも多くなりました。

例えば、電池ですが、現在、家庭にどの程度の在庫品があるでしょうか? 「夜、停電して懐中電灯をつけてみたら電池切れであった」などと、リモコンの電池切れなどは良く起こることです。そのため家に在庫を置いておくのですが、今は近所のコンビニに行けばすぐに買えます。

極端な例では、私の知人で、単身赴任でマンション暮らしをしていて、夜、家に帰りつくとマンションの1階にあるコンビニでビールを買い、弁当を買って済ませるので、冷蔵庫は壊れたままだと言っていました。

コンビニのはたしている役割は、近隣に住む人たちの必要とする、食材を含めた在庫品を、代表して在庫するのです。そのため電池などを例に見れば、例えば「100軒分を1回分の購入数で在庫して、順に使用する」役割があります。つまり100軒が一度に購入することはありませんので、「多数の家の在庫分を集約して、少しの在庫を代表して置いている」状態なのです。それは各家庭の在庫金額を減らし、必要なくなった資金が別の用途に使われることになります。これこそが、社会の資金効率の向上なのです。

多種少量生産

今は世界中の製造業が当然のように行っている「トヨタ生産方式」ですが、それを戦後世界に先駆けて実施していった日本の製造業の資金効率は、フォード方式、GM方式などと比較すると数千倍の資金効率でした・・・・・つづく

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