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【ナイキのゴルフ用品撤退の事実(5)】ローリー・マキロイとタイガー・ウッズ~ゴルフ用品の売り方

2016/12/04

写真出典:http://www.nike.com/jp/ja_jp/c/golf

2016年5月にアディダスがテーラーメイド(taylormadegolf)ブランド売却の方針を発表してから、すぐに8月にはナイキ(nike)がゴルフから撤退すると発表して、業界は激震しました。業界トップブランドが売りに出され、タイガー(Tiger Woods)、マキロイ(Rory McIlroy)などトッププレーヤーの所属するナイキが撤退したのです。

☚【ナイキのゴルフ用品撤退の事実(4)】ローリー・マキロイとタイガー・ウッズ~マキロイ使用のドライバーは?

ゴルフ場でのゴルフ用品販売をもっと積極的に!

2013年、アコーディア・ゴルフ(AG)に対してPGM(パシフィックゴルフマネジメント)側から敵対的TOBがかかったとき、つまりPGMがアコーディア・ゴルフを買収にかかったとき、「AGの進める物販は資金効率が悪いので中止する」とPGM側から発表になっていました。

現在、ゴルフクラブはフィッティングして購入するのが習慣になってきました。量販店で試打するのもデータが測定出来て良いのですが、実際にゴルフ場で試打してデータを取り、コースで実践して試すことが出来ることは最大の強みであり、ゴルファーにとって大変メリットのある方法論です。ですからゴルフ場にとっても、もっと積極的に物販をするメリットはあるはずなのです。現にアメリカでは当然にフィッティングして購入することが常識になっているのです。

これを「資金効率」だけで見ることになっているのが、現在のファンド体質ですが、それもゴルフ業界全体の発展を組み立てとせず、「物販(ゴルフ用品、アパレル)」だけを取り出して考える「短期主義」になっています。これが浸透してくると、ゴルフ業界全体がいずれ衰退してしまいます。

しかし、ゴルフ市場の掘り起こしに投資するなら、「物販(ゴルフ用品、アパレル)」にも投資するのがゴルフ市場全体を存続を見据えた長期的な考え方なのです。筆者は専門家であるので具体的な方策を持っていますが、ファンド体質が横行する中ではだれも見向きもしません。衰退していくのを、じっと見守るしかないのです。

↓↓↓タイガーウッズはこの12月、2015年8月以来の競技出場!! ナイキが撤退のため、クラブをいろいろ試しているようです。ボールはブリヂストンのB330Sに決定の模様。

トップブランドのナイキ・アディダスは資金効率、でもゴルフ場は?

短期的「資金効率」で業績を判断されてしまう現在の経営者の立場では、縮小する市場では、ナイキのようなトップブランドさえ早々と売りに出されてしまう情けない恰好です。アディダスもナイキも、投資ファンド的視野の世界で生き残っていかなければなりません。これは仕方のない判断でしょうが、ゴルフ場経営者は、特にゴルフ以外に転用することの難しいゴルフ場では、ゴルファーの掘り起こしに注力するしかないことを自覚すべきです。

↓↓↓2015年モデルで、タイガーウッズの要望に応えたドライバー。「各々の打点で彼がイメージしている打出し角やスピン量が実現できる」クラブ。打点を意図的に変えられる自信のある方はどうぞ(^^)もしかしたら、ナイキ撤退でプレミアがつく???

【アコーディア・ゴルフ所有と運営の分離(1)】星野リゾートとAG[1]

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