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【2017トヨタが優勝したWRC】ラリーの楽しみ方を知りたい人へ(12) トヨタがヤリスを選んだわけ

2017年2月、テレビ朝日「世界ラリー応援宣言・地球の走り方」(深夜放送)が始まりました。そしてその直後、18年ぶりに世界ラリー選手権(WRC)に参戦したトヨタが、スウェーデンラリーで優勝したのを知っていますか? 今、ラリーが再び日本でブームになりそうな予感? でも「ラリー」っていったい何?という人は、ちょっと知恵をつけて楽しんでみましょう。

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トヨタがヤリス(国内ヴィッツ)を選んだわけ

レースではホイルベースが短いことは非常に有利です。運動性能が上がるのです。特に旋回性能に影響して、コーナリングに操縦性が増してきます。

ホイールベース(英: wheelbase)とは、車両において、前輪軸と後輪軸との距離を表すもので、(中略)自動車ではトレッドが等しい場合、ホイールベースの数値を大きくすると車体の前後方向の揺れ(ピッチング)と蛇行(ヨーイング)が抑えられ、居住空間が拡大できるという利点がある反面、サスペンションからの入力に対する車体剛性の確保が難しくなる、小回りが効かなくなるなどの傾向が出る。

引用:ウィキペディア

初代スカイラインGT-Rが登場した時、4ドアセダンでした。しばらくするとハードトップが発売されたのですが、商品としてはおかしな仕様にしてきていました。4ドアに対して2ドアハードトップとしたことで、居住性や使い勝手が落ちてしまうのはやむを得ないことです。それよりも外見を重視して2ドアハードトップとするのですが、さらに居住性や使い勝手を悪くするホイールベースを短くしてきたのでした。

それを当時のスカイラインファンは大歓迎しました。それは、ツーリングカーレースでより戦闘力を増してくるからでした。GT-Rでない日常使用のスカイラインでも、わざわざ使い勝手を犠牲にして操縦性能を上げてきた2ドアハードトップを選ぶドライバーが増えたのです。

これは、当時と現在の世相の差を現しています。現在のドライバーはミニバンを好んで、日常使用を第一としています。走行性能・旋回性能を認識しないのは、昔とは真反対の志向です。

しかし、トヨタ・ヤリスラリーカーは、この違いをは是正すべく登場したと言っても良いのでしょう!WRCで活躍して、そのフォルムの正当性をアピールして、車好きの若者を増やそうとの狙いです。

速く走るDNA

ヤリスの特徴として、まずはホイールベースの短さを見ておいてください。

次に、強力なダウンフォースを得るためのウイングが目に留まります。トヨタ・ヤリスの横からの全体のシルエットはウエッジシェイプで本来ダウンフォースを得るためのデザインです。さらにリアウィングの大きさを見ると強力なダウンフォースを生むようになっています。

ウエッジシェイプ wedge shape)

走行時にボディ上面を流れる気流によってダウンフォースを生み出す前下がりの楔(ウエッジ)形に成形したボディ形状。

引用:weblio大車林

これらの外観はラリーカーとして適切であることを見せつけており、市販車ヴィッツに「速く走るDNA」を埋め込んでいることに感心します。

引用:http://toyota.jp/vitz/

これはトヨタの営業、販社としても幸運であるはずで、宣伝効果を高くすることが出来るでしょう。

出来ればトヨタ・ヴィッツ(ヤリス)であることがもっと鮮明に分るようにデザインして走ってほしいものです。そしてWRCバージョンのヴィッツ(ヤリス)を発売すれば、トヨタ車全体に対するイメージも変わることでしょう。もっと、マーケティングに力を入れるべきです。

さて、ラリーを見るときに役に立つ知識を、少しですが記してみました。これで「スゲー」「速~い」「かっこいい!」だけでなく、これで速かったな?、ここんとこで失敗したな?と思いを巡らせて観戦できるようになるでしょう!?

 

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