ゴルフ・スイング理論

【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(44)】右足体重インパクト

2017/05/01

ゴルフ雑誌【ALBA】4月13日号No.721
「飛距離が伸びるダウンの形」
P36「体重を左に乗せずに振ってみよう」田中秀道プロ

この記事で田中秀道プロは、ダウンスイングで体重を右から左に動かす前に打ってしまうのが標準として解説しています。はたして正解なのか?

➡【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(42)】地面反力打法のススメ[1]


右半身打ちと左半身打ち

確かに右半身で打つ人と、左半身で打つ人がいます。右半身で打つ人はインパクトの時、(右打ちで)右足に乗ったままになるものです。わたしもインパクトの時は、ほぼまだ右足に残っている感覚で打っています。良いショットの時は、いつもこの状態で「体重移動が遅いのだ!」と自分では思っていました。しかし、最近色々なプロのスイングを動画で見られるようになり、かなりのプロが右足に体重が残っている間にインパクトしていることが分りました。
しかし、左に乗りながら、または体重が乗ってから打っているプロもいて個人差が大きいようです。

なぜこのようなことが見られるのかと考えてきたのですが、あまり右半身内を意識してみてもうまくいきませんでした。

皆さんは右半身・左半身打ちのどちらですか? おそらくは4スタンス理論のBタイプの人は、右半身打ちではないでしょうか? 左半身打ちはAタイプの可能性が非常に多くなっているものと考えています。それは、4スタンス理論のAタイプは肩と膝の感覚が大きく広がっていく方向で力が出ます。つまり伸びあがるように打つ癖が正論です。すると右半身打ちは大変やりにくく、むしろ煽り打ちのようになってしまうはずです。4スタンス理論のAタイプの場合は素直に左リードでインパクトを迎えて、体重移動はトップから自然に右から左に移行していくのが通常に見えます。

Bタイプは右半身打ち

4スタンス理論のBタイプでは、膝と肩を知締めるときに力を発揮します。B1は右側、膝と肩の間隔を縮む方向でバックスイングします。ダウンスイングでは左肩と左膝を近付ける方向で力を発揮します。4スタンス理論のB2は左肩と右ひざを近づける方向でバックスイングします。ダウンスイングは逆のクロスで右肩と左ひざを近づけるように使います。これだと右半身で打つのはBタイプになります。

左に体重を乗せないで打てるのはB1が特に可能性が高いと言えるでしょう。私はB2ですが、やはり左体重のまま打っています。

どんなに良いアドバイスでも4スタンス理論のタイプの違う人の成功事例は、無批判に取り入れることは避けるべきでしょう。石川遼選手の不調の原因の一つに、どのような4スタンス理論のタイプの選手の技も盗もうと勉強熱心なところかもしれません。怪我に結び付きやすい、4スタンス理論のタイプ違いのスイングは注意が必要です。

どこかに「自分のスイングはこれだ!」とする強い意識が必要なのでしょう。

➡【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(45)】スイングタイプとアイアン選び

【「あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)」の理論組み立て】0番に戻る
【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(1)】スイングの基礎1番に戻る

【関根勤・KADENの深い夜】で紹介された ゴルフ支援上達システムM-Tracer For Golfが使えるかも!


-ゴルフ・スイング理論