トランプ・アメリカ大統領

【アメリカは北朝鮮を攻撃できない?】

2017/04/19

以下の記事にはアメリカが軍事行動に出ない理由については、ほぼ網羅されているようです。

DIAMOND online
2017.4.17 http://diamond.jp/articles/-/124912?page=2
米空母派遣でも「北朝鮮攻撃」の可能性はほとんどない理由
田岡俊次:軍事ジャーナリスト

しかし、不思議なのは軍事アナリストと呼ばれる軍事の専門家は口を開かないことです。現在、開戦に至るか否かを判断するには、アメリカ軍の展開状況を見れば分ることです。4月18日現在のところでは、とても開戦出来る展開状況にないのであり、それを国民に知らせる必要もあるはずです。

➡【トランプ大統領にとっての武力攻撃(1)】空母打撃群


北朝鮮の反撃能力を見る

アメリカが第一撃を行うときに北朝鮮に反撃させない方法を取ることになるはずですが、それには北朝鮮の2つの軍備を黙らせなければなりません。


■中短距離ミサイル

これは北朝鮮が保有する中距離弾道ミサイル1,200発の大半が日本のアメリカ軍基地を先頭に射程に入れている現実があります。このうち何発が発射可能かはわかりませんが、その多くは移動式発射台に積まれて森の中をトンネルを含めて移動しています。これを先制攻撃で無力化できるのかがポイントです。

これを第一撃の巡航ミサイルで破壊するには位置が特定出来ていなければなりません。これは無理なことでしょう。

38度線砲撃部隊

南北のにらみ合いになっている38度線付近に展開している北朝鮮砲撃部隊が、反撃に出ると韓国国民の犠牲者は100万人に達すると言われています。この砲撃部隊をアメリカが第一撃で制圧するのは、ほぼ不可能ではないかと言われています。

アメリカ軍の第1撃能力

この2つの北朝鮮装備を制圧する武器としては大規模爆風爆弾(MOAB)の仕様が考えられています。また巡航ミサイルは1千発以上が同時に発射される可能性があります。さらに日本の岩国基地からはF35Bステルス戦闘爆撃機がレーダーサイトや通信基地に対して先制攻撃するものと見られており、沖縄の基地からはF15戦闘爆撃機などの波状攻撃が行われると考えられています。もちろん空母からもF/A18戦闘爆撃機が波状攻撃をこなうでしょうし、ガム基地からはB2ステルス戦略爆撃機などがバンカーバスターと呼ばれる地下深くに潜ってから爆発する爆位弾を使って、地下に潜っている幹部などの殺害に向かうのでしょう。もしかしたら第2波としては、古いB1・B52戦略爆撃機も動員されて、北朝鮮の砲撃部隊を爆撃することになるのでしょう。

それでも北朝鮮は全国的で地下にもぐったり、トーチカなどに入っていますので、第1撃ですべてを制圧できるとは思えません。しかし、現在のアメリカ軍の軍備がどの程度の性能であるのかは正確には分りませんし、統合作戦を行う能力は北朝鮮の軍の進歩をはるかに超えているようで、実際に第1撃の効果は計り知れません。

それども実際の被害は、戦争を知らない日本人としては、とても許容できる犠牲とは考えられないレベルであるのでしょう。

➡【カールビンソン・まだインドネシア沖?】トランプ流フェイクか?[1]

➡【トランプ大統領にとっての武力攻撃(1)】空母打撃群



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