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【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(50)】ドライバー飛距離[2]

2017/05/05

4スタンス理論のA1・A2・B1・B2の4つのスイングタイプとゴルフクラブの関係を考えます。道具とヘッドスピードとの関係は良く言われるのですが、スイングタイプでゴルフクラブの特性を合わせる必要があるのでしょうか?





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2.バックスピン量

20年ほど前から、バックスピン量が大きすぎると飛距離が伸びないことに、ゴルフクラブ業界は気付きました。

それまでプロの強い打球というのは、低く打ち出されたボールが今で言うところの吹き上がり、高く上がって落ちる弾道を理想としてきました。パーシモン時代には、ヘッドスピードの高い人の弾道として、あこがれの的だったのです。

引用:テーラーメイド http://taylormadegolf.jp/tp5.html

ドライバーのヘッドがパーシモンからメタルと大きくなるに従い、ヘッドのデザインの自由度が増して、研究が進んできたのでしょう。ジャンボ尾崎が極端なハイティーアップでアッパーに打ち出し始め、絶大な飛距離を誇るようになると、バックスピンが多すぎてはいけないことが知られるようになりました。

現在、バックスピン量が少なくなったのは、ボールをより軟らかく作って、ヘッドスピードが速い人が打って大きくつぶれても、復元出来るほどの素材が出来てきたことによります。かつて女性用のボールをPGAシニアツアーの選手が使って飛距離を伸ばし、あまり飛ぶので「バイアグラボール」と言われたこともあります。

なので、それから新規にコンプレッションの小さな男性用ボールが一斉に開発が進んでいきました。これによりコンプレッションで分けられていたボールの種類は意味をなさなくなり、かなりの幅のヘッドスピードに対応できるボールが出来てきました。

現在は、ドライバーでは逆スピン量が少なく飛距離が伸び、かつアプローチなどではスピンがかかる一石二鳥のボールが開発されています。それまではコンプレッション表示はもっと細かくて、「飛距離」「スピン量」どちらを重視するかで選ぶしかありませんでした。

引用:テーラーメイド http://taylormadegolf.jp/tp5.html

2017年マスターズで勝利したガルシア選手が使用していた、最新のボール「テーラーメイドTP5」では、外側カバーは硬く、中のコアは柔らかいため、ヘッドスピードが速い場合は大きくつぶれてスピン量を減らし、かつアプローチなどのヘッドスピードが低い場合には外側のカバーが硬く、アイアンフェースに食いついてスピンをかけることができます。

引用:テーラーメイド http://taylormadegolf.jp/tp5.html

↓↓↓こちらはテーラーメイド「TP5」。ゴルフ雑誌アルバの試打計測によると、「TP5X」とそれほど変わりがなく、どちらも飛び系よりもスピン系のボールです。若干「TP5X」のほうがドライバーで飛ぶのですが、打感がソフトなのは「TP5」のようです。

 

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3.打ち出し角度

打ったボールが低く打ち出されて逆スピンで吹き上がり、高く上がっていくのはキャリーを縮めていまい、急角度で落ちることからランも少なくなることが意識されるようになりました。スピン量と打ち出し角度の関係が実験されるようになり、「バックスピン量2,000~2,500rpm・打ち出し角度15度」程度が理想と言われるようになりました。

しかし、これもヘッドスピードが大きく影響するので、45m/s程度を基準として、実際の狙いどころを調べる必要があります。50m/s以上の人では打ち出し角度が高ければ(17度以上)、1,500rpm程度でもロスが少ないのではとも言われます。

ヘッドスピードが38m/s以下の場合、逆に逆スピン量が2,500rpm以下であると打ち出し角度が15度以上あってもドロップしてしまい飛ばないことが知られています。

↓↓↓ヘッドスピード40m/s以下のゴルファーにも絶大な人気を誇る「ブリジストン PHYZ」。打感が柔らかくて軽く、低スピンで飛距離を稼ぐことができます。シニアやレディースにも人気です。以前より安くなりました!

 

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ロフト角との関係

ヘッドスピードを余すことなく受け止め、ボール初速に替える最も効率の良いロフト角は、物理的には0度です・・・【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(51)】ドライバー飛距離[3]➡


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