トヨタ・TNGA 大人の車学 日記

【グローバル発注と系列】トヨタは解体?

2017/05/10

写真出典:トヨタGAZOO http://gazoo.com/CAR/history/Pages/car_history_103.aspx 

2000年メールマガジン発行と共に、最も注目してきたテーマです。現在、日本式系列を率いてグローバル企業となっている代表はトヨタ、コマツです。日産はもとより、ホンダ、マツダなど日本企業もグローバル経済の波に飲み込まれて、系列を持たない体系になりつつあります。

➡【グローバル発注と系列】自動車メーカーは消滅する?


トヨタは解体してサプライヤーになるべきなのか?

なんでも自前で開発生産してきたトヨタの系列は、技術力では世界屈指のサプライヤーと言えます。しかし、部品は各メーカーで共通性が求められる時代がやってきます。その方がメンテナンスなどが、よりやりやすくなるからです。部品が各車共通であると整備は系列の販売店で行う必要性もなくなってきます。


現在のスマホやパソコンが、共通のOSの上にアプリケーション・プログラムが多数インストールされて、自分なりのものになっていくように、車も部品をサプライヤーから買って、独自のものを作っていくのが自動車メーカーになっていくのでしょう。

すると、独自の開発力があるトヨタは、サプライヤーの集団と化していくことでしか、生き残れないかもしれません。

現在、系列の開発した部品を、系列会社単位でサプライヤーと同じように部品販売をするよう、トヨタは促しています。系列会社で開発して部品を、広く車メーカーに販売したほうが、資金回収期間が短縮できるからです。投資感覚から必然的にサプライヤーの動きにならざるを得ないのかもしれません。

しかし、その先には車産業からの撤退しか見えてきません。ガソリン車から電動車に変遷して部品点数が1/10になると言うことは、車産業のサプライヤーも異業種になっていくからです。電動化に関わらないサプライヤーは消えていきます。

ロボット産業が自動車産業の未来を拓くとしていたホンダは、どうしたのでしょうか?

ホンダのロボット、アシモ(ASIMO)は先見の明があったと思うのですが? それでも機械製造業としては仕事が少なすぎますね。つまり、巨大な製造工場は仕事を失い、業種転換を迫られます。サプライヤーに転換しても仕事が少なすぎます。サプライヤー自身も死活問題が迫ってきます。むしろ電動化に関係しないサプライヤーはメーカーよりも消えゆく運命です。

トランプ政権はアメリカの製造業の仕事を取り戻そうとしていますが、A I の技術が進歩すれば、さらに仕事は少なくなるのであり、電動化が目の前であり、内燃機関はなくなります。ミッションなども激減します。これを押しとどめることは誰にもできないことでありましょう。

「地球温暖化をフェイク」として電動化を無視するしかないでしょう。

どうやら車産業全体が「構造不況業種」になる運命のようです。

系列は自立すべし・・??

トヨタも現在系列の在り方を模索しているようです。その動きは資金効率の観点から・・・【グローバル発注と系列】系列は自立すべし・・??➡

【グローバル発注と系列】自動車メーカーは消滅する?

【グローバル発注と系列】決め手は部品数激減

【グローバル発注と系列】カルロス日産と章男トヨタの戦い[1]



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