マツダ・CX-5

【試乗記】新型マツダCX-5に乗る(1)・電子制御ハンドリング

写真出典:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/design/?link_id=sbnv

2017年モデルチェンジされた新型CX-5ディーゼルエンジン仕様に試乗してみましょう。背の高いSUVのためハンドリングが犠牲になっているものと思い込んでいるのは私一人であったようです。洗練されたハンドリングと乗用車に引けを取らない乗り心地を得て、ラフロードから高速道路、日常の街乗りまで、どれをとっても高水準であるようです。

【トヨタの行く末】自動車産業100年に一度の激変


威圧感のあるスタイリング

スタイリングについては好みですので論評は避けています。SUVの場合、車体寸法4,545×1,840×1,690mmの割に背の高さがあり、さらに最低地上高がセダンより5~6cmほど高くなりますので、身近に体積を感じて迫力を感じます。

出典:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/design/?link_id=sbnv

ドアを開け少し高めの座席に腰を掛けるには、現代の若者の標準背丈が必要でしょう。運転席に着座すると両サイドの車幅が広いのを感じます。1,840mmですので、BMW3シリーズ程度ですので、それほど広いとは言えませんが、着座位置が少し中央寄りで右サイドにも余裕を感じるせいかもしれません。これはどうも、前モデルでホイールアーチで左にオフセットしていたのを、アクセルの位置を右にずらし、ブレーキ位置を人間の中央に持ってくるための位置なのでしょう。ブレーキを踏みやすくする手立てで、踏み間違え防止にもなっているようです。

ディーゼルの認識を変えたエンジン

出典:http://www.mazda.co.jp/beadriver/dynamics/skyactiv/skyactivg_skyactivd/

エンジンをスタートします。アイドリングでは運転席にエアコンを利かせながら着座している限り、何も言われなければディーゼルエンジンとは気付かないでしょう。窓を開けてエンジン音に聞き耳を立てれば、カラカラとディーゼルエンジン特有の音が確認できます。

これをマツダは「ナチュラル・サウンド・スムーサー」を開発して解消しています。

出典:http://www.mazda.co.jp/beadriver/dynamics/skyactiv/skyactivd/

軽くアクセルを踏み込んでみると、何のストレスもなく4,000回転以上に吹き上がります。4.5L自然吸気(NA)エンジンに匹敵するトルクを、極めて低回転から発揮するこのエンジンでは、かつて形容された「トラックのエンジンのよう」であるのでしょう。かつてのアメリカ車のように、から吹かしするとエンジントルクでエンジン回転の逆方向に車体が傾くようなことはありません。でも起きても不思議のない強大なトルクなのです。起きないのはサスペンションセッティングが適正で、それほどやわではないのでしょう。

かつてターボチャージエンジンは「ターボ―ラグ」と言われたアクセルに対して回転の上りの遅れが問題になっていましたが、ツインターボにしているなど対策を施してきたようです。ドライブ・バイ・ワイヤーになって、実際のタイムラグがどの程度なのかも判然とはしなくなりましたが、実用上気にする必要もなくなってきたようです。CX-5はSUV・ディーゼルエンジンですので、それほどシビアに考えることもありませんが、このディーゼルエンジンは実用車としては、ほぼガソリンエンジンと同じように使えるでしょう。

走り出すと小さく感じる運転感覚

日常生活道路に出るため左に直角に曲がります。そのとたん自分の体に吸い付いてくるように車両感覚が出来てきます・・・・・

【試乗記】新型マツダCX-5に乗る(2)・電子制御ハンドリング➡



 

-マツダ・CX-5