アコーディア・ゴルフ 日記

【PGAはゴルフを知らない?】詳細版・経過報告[9]

2017/07/25

【PGA「ゴルファーライフスタイル調査」詳細版】の示すものは1.誘ってもらって、2.仲間と気楽にやりたい放題、3.楽しんで健康に良い運動】と読めます。しかし、これをよく考えてみると「ゴルフ本来の魅力」と言えます。PGAにしろJGTOにしろ、プロゴルファーがゴルファーを支配しているように考えるのは間違い。PGAのデータに明確に出ていることです。

【PGAは実働体制にあらず?】詳細版・経過報告[8]➡


■ゴルフの原点

イギリスでゴルフ競技が起きてきたとき、パブリックのゴルフ場の周りに「クラブハウス」を建てて、ゴルフ好きが集まり会員となり、社交の場が生まれました。トーナメントも始まり「ゴルフのプロ」が生まれ、賞金を用意してツアーも組まれるようになりました。初めプロは「賞金稼ぎ」としてクラブハウスにも入れてもらえない身分の低いものとして扱われていました。

現在でも当然にクラブハウスは会員の持ち物です。現在でもツアー機構が「借りる」との意識が必要です。これは保証金返還問題にも繋がっています。


次第にゴルフのプロは「稼げる」と周りの人々も認識して、プロゴルファーの社会的地位も上がり、現在では「稼げるプロ」はメンバーをクラブハウスから追い出して、「スター」としての扱いを受けるようになっていきました。それはトーナメント開催のゴルフ場は「名誉」を感じるようになったので、メンバーも自分たちのクラブハウスを貸すことを名誉に感じているからです。

それでも「クラブメンバーを立ち入り禁止」にして、「トーナメントスポンサーの関係者は出入り自由」としているのは、私も何度かプレーしたこともないコースで、スポンサー関係者として自由にクラブハウスに出入りしましたが、一方で自分のメンバーコースで追い出されると、いささか勘違いがあるのを感じます。メンバーの地位をもう少し配慮しないとPGAそのものが嫌われる原因です。日本の出資法の扱いが、殆ど会員の所有権を認めていないので、ツアー関係者、ゴルフ場経営者が軽視してきたのですが、本当はクラブの所有者は会員です。地位がイギリスとは違いすぎます。

■ゴルフを知らないPGA

現在の一般ゴルファーもPGAの集めたデータによると「ゴルフのコミュニケーションツール」としての働きに一番、魅力を感じているようです。これはゴルフの魅力はゴルファーが一番知っている結果になっています。


PGAは「スコアが良い者がゴルフを知っている者」と理解していますが、これではPGAがゴルファーがゴルフを楽しむのを妨害しているに等しいのです。「コミュニケーションを楽しんでいる」のに「スコアが良くなければゴルファーではない」と上から目線で言ってしまっている状態です。これでは一方でゴルファーから「PGAは出ていけ」と言われる恐れがあります。

太平洋クラブ民事再生の騒ぎの中で「クラブ員の大半がトーナメントは中止すべき」と言い出しました。私は「トーナメントが太平洋クラブの価値を作っている」と説いたら情勢は反転していきました。これは太平洋クラブ会員がトーナメントなど開くのは関心がない、あるいは迷惑だと思っている証拠です。

PGA・JGTO・スポンサーが認識を変えないと大勢ではトーナメントが嫌われているのです。テレビで見ているのは良いのですが、自分がゴルフが出来ないことを嫌っているのでしょう。まして保証金を放棄させられて、トーナメントなどもってのほか!と考えているのです。太平洋クラブ御殿場コースでトーナメントを開催しているとき、ウエストコース、相模コースでメンバーに合うと「今日はトーナメントで使えないから」と迷惑顔でした。

PGAは思い上がっていませんか!

青木功プロが子供たちを教えている姿はほほえましいと感じます。しかし、一般ゴルファーに接するときは、「ゴルフを愛してくれてありがとう」とにじみ出るようにしなければなりません。青木プロのトーナメント解説は「ゴルフが好き!」と言っているのと同様に我々にも聞こえます。しかし、ある解説者のトークは「ゴルフとはこうだ」と説教しているようです。トーナメント解説者も、その道のプロの目で検証していく必要性もあります。単に「実績のあるプロだ」と言う理由や、「事情に詳しいから」だけでなく、一般ゴルファーの受け止め方を、市場が広がる方向でコントロールすることです。

「スコア90」が素人ゴルフです。でもスコア80が平均であると情勢は変わります。コミュニケーションツールとしての機能をパワーアップする方向でゴルフ関係者が努力すれば、レッスンプロの環境も含めて道は開けます。「原点回帰」することです。

いいえ、PGAがスターの登場が続き、「いい気になってゴルフを勘違いしている」のです。

■PGAは何故?机上の空論を続けるのか?

PGAは【本調査の目的:既存ゴルファーの満足度向上】として、【新規ゴルファーの育成】と区別していること自体が間違いです。

現場(そもそも現場の概念が不明確ですが)が対策を打てるのは1~3施策ぐらいです。PGAの分析の通り、セグメントに分けていると方策が打てないのが普通です。分析ではセグメントごとに分けられるのですが、現場では「スーパーな方策(多種類の目的を同時に実現する方策)」にしなければ実行できないのです。

現場とはゴルフ場・練習場・レッスンプロ・フィットネスなどと多岐にわたります。またその連動が鍵です。考えが進めば喫茶店なども対象になってきます。


私が「提案型販売」を組み立てたとき、現場で実践するのに「管理基準」を定めていました。ポスレジデータは数十種類以上ありますが、4つのデータに絞り込みました。それを見れば全体が分るのです。

また現場での管理がやりやすくなります。

例えば:「店内滞留時間」を指標にすると、店員の工夫が始まります。長くお客様を滞留させるにはどうすればよいのか?と考えると「ポップ」が生まれ、多くの知識で引き付けようとします。店内の商品以上に「商品力の強い商品」が生まれるのです。それは周囲の競合店になく独創的商品となり、店のファンが生まれて競争力が飛躍的に強くなります。「知らせる広告」に工夫が生まれ、商圏が広がり、圧倒的な売り上げとなっていきます。

ゴルフ場は独創的な魅力が其々のコースにあります。セグメント個別に対策すると多数の対策を同時に進めなければならず、現実的に動けません。また一つの対策が出来ても効果が薄くなります。効率が悪すぎて実現できないのです。

PGAの分析は「机上の空論」なのです。

セグメントを貫いた対策を考える必要があるのが実践です。数年内に軌道に乗せる必要性があり、時間があまりないのです。

■PGAが市場を縮小させている

PGAが一般ゴルファーに「データ分析で知恵を借りたい」と言ったのですから、「書類で提出しろ、審査する」などと指示する立場を取ることは、ゴルフは「PGAのもの」と縄張りを主張(これが最も愚か)して、ゴルファーを減らす方向に力を加えていることになります。これを理解できないPGA関係者は自滅する方向に努力していることになります。

私はコンテストに応募した気などない!

私の分析を参考にするもしないもPGAの勝手ですが、批判の対象が自分で審査するなど言語道断。

業者と一般ゴルファーは立場が違うことを理解しなさい。
一般ゴルファーがPGAの支配下にあるわけがなかろう!

データーにこれほど明確に出ているのですから。
真摯に「本当にゴルフの好きなゴルファーの気持ち」になって考えることです。
これを無視し続けることはPGAそのものの存在が、市場を縮小させる原因となってしまいます。

PGAは「PGA公益社団法人」としての組織防衛に窮しているのでしょう。

【PGAトーナメント、なりふり構わず水着コンテスト】詳細版・経過報告[10]➡



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