アコーディア・ゴルフ 日記

【PGAがゴルファーを誘いましょう】詳細版・経過報告[11]

2017/07/25

PGAのデータは余分なデータも含まれており、分析が教科書通り進められているため、ゴルファーの立場からの見方として集計されるのではなく、「現状実態把握」と言える「ポスレジのバカ」をしでかしています。故意なのか無知なのか?は分りません。

➡【PGAトーナメント、なりふり構わず水着コンテスト】詳細版・経過報告[10]


■幹事役の必要性

ゴルフは一人ずつの競技が基本で、日ごろから一人で練習しているものです。しかし、意外にも「仲間に誘われない」とゴルフ場に行かない人が大半なのです。これは私自身でも実感があるもので、幼い時からのゴルフ仲間も、自分では手配することもなく「幹事役」を務めることもありませんでした。50年間で1回だけでしょうか? いつも私が仲間を集め手配して、車を出し連れていく役回りでした。

仕事に就くと「利用してやる」とした姿勢が友人でも目立つようになり、「いい加減にしろ」と言いたくなってきます。

幹事役を務めるのもある程度の能力が必要で、全く気の利かない人物もいるものです。それがかなりの数に上りますので、ゴルフ場側で幹事役を行う必要があります。


■2つのデータから見えるもの

ゴルフをやめた理由の重要な要素「仲間に誘われない」について注目すべき質問。

Q17.ラウンド回数が少なくなった理由をお聞かせください。(いくつでも)

10ゴルフ仲間が減ったため                290  21.2%
11ゴルフ仲間と予定が合わないため    254  18.6%
12ゴルフに誘われる回数が減ったため 169  12.3%
13コンペの回数が減ったため             100   7.3%
-------------------   59.4%

Q12.あなたがゴルフを始めるきっかけになったのは誰ですか。(いくつでも)

2友人                   1,337  29.7%
7会社の上司・先輩 1,767  39.3%
8会社の同僚            918  20.4%
9取引先                  268   6.0%
--------------------------  95.4%

この2つの質問の答えを見ると

①「誘われなければゴルフをしない」ことが分ります。

殆どの人が自分で手配して、一人でもゴルフをしようとしていないことになります。

メンバー制度、ネットの予約システムの作りなどで、制限していることが分ります。

もっと積極的にゴルフ場側で「仲間を募り、ゴルフに誘う」必要があるのです。


昔のように自分のメンバーコースに一人で出かけると「な~んだ!切っちゃったよ!自分で組み合わせしてくれる?」などとキャディーマスターがメンバーに嫌味を言う立場にはないのです。殿様商売の癖を抜くことから始めましょう。

■すでに行っている事例

パブリックコースは地道に「地域の同好会」を作り上げる活動をしてきました。

鎌倉パブリックの様子を見ていたときがあるのですが、熱心に同好会のようなサークルを沢山作り、練習場・パブリックコース・メンバーコースと連携して地域のゴルファーを掘り起こしています。

残念なことは「広告技術」を知らず、同好会のメンバー集めも同好会の発案者に任せているので、集客が大幅に遅いと言うことです。一般的な広告技術ではなく「集客技術」を身に付ければ、「新規市場開拓・顕在市場の活性化」共に有効な手段となるでしょう。

太平洋クラブ御殿場ウエスト
昔、見ず知らずのメンバーに誘われてウエストの素人コンペに参加しました。私の友人も誘われて参加してみると、プレー後のパーティーでは、司会者は当時の支配人で、私の友人には「プレーフィー無料券」が渡され、「過分のご招待」と恐縮して、そのメンバーにはお礼をしたのですが、実態は支配人が音頭を取って、メンバーの協力で会のメンバーを増やして行っていたのでした。

こうしたゴルフ場の活動をメンバーコースでは余り見ませんが、地道な支配人の努力でした。残念なことですが、支配人の個人的才能で、クラブの方針として経営者が進めていたものでなく、倒産騒ぎでその支配人は退職して、その後はどうなったかもしれません。

これらの活動は、今回のPGAのデータ分析で、誰かが提案するでしょうが、もっと組織だって実行できなければ、また個人的努力にとどまります。PGAの現在の体質では全国規模で実行できないでしょう。また実行できたとしても、市場全体の解決には遠く至りません。

■制度的改革

制度的な改革が必要ですが2つの方策があります。

一つは全国でゴルフ施設単独での集客でなく、「役割分担」をすることです。

ゴルファーのライフスタイルに沿ってストーリーを画き、多くの施設を結ぶのです。そのためにはPGAや「ゴルフ場協会」などの音頭取りが必要ですが、その役割を果たせるPGAではないようです。

根本的に「商売」をおこなえる体制を取るべきで「利権集団」では解決できません。

➡【PGAトーナメント、なりふり構わず水着コンテスト】詳細版・経過報告[10]

➡【PGAがゴルファーを誘いましょう】詳細版・経過報告[11]

と実例を挙げてきました。現在でも現場では色々な工夫がされてきています。PGAレッスンプロの工夫もPGA教本に乗っ取らずに「自分たちで、数十年を掛けて」現実に即して開発している者もいます。

それでも市場全体は縮小の一途であり「団塊の世代」がゴルフリタイヤする5年後は如何なる状況になってしまうのかと懸念されます。

今回のPGA「ゴルファーライフスタイル調査」詳細版の分析で、外部からの提案もいくつも出てくることでしょう。しかし、新規市場開拓・現市場の維持を推進できるアイディアが生まれても、結果的にPGAが握りつぶしてしまうことが予測されます。おそらくPGAは自覚してはいないでしょうし、実現について「アイディア次第」としか認識できないでしょう。しかし、良いアイディアでも実行計画・組織・組織運用など様々な「実行部隊の整備」つまりマネージメント技術が必要なのです。

現在のPGA戦略会議の体質では絶望でありましょう。それは倉本会長の3年間でこの実績であり、PGA担当者に責任と反省の意思が見えません。データ分析技術だけでは実現は出来ないのです。

「お客様は神様です」つまりゴルフ産業では「ゴルファーは神様です」。これまでのPGA窓口の対応から見ると「商売の基本」をわきまえることが出来るとは思われません。

私は「企業の玄関扉を開けると経営者の考えていることが分る」と言ってきました。電話応対だけで分るのです。つまりメールのやり取りは明確に組織の体質を現します。

制度的改革を考えなければなりません。その「実行組織が出来れば実現可能と思われるアイディア」はあります。若い皆さんが実現していくしかないでしょう。

【PGA、増やしたいのに減っていく】詳細版・経過報告[12]➡



-アコーディア・ゴルフ, 日記