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【「一帯一路」と「インド太平洋」構想の衝突(1)】中国覇権主義とアメリカ帝国主義~現代のエンペラー誕生

トランプ米大統領のアジア歴訪が終了した。トランプ大統領、習近平国家主席の動向を分析して、日本の国民はどう考えたらいいのかを探ってみる。2000年当時、メールマガジンでは「中国の脅威」という趣旨の記事を書いて驚かれた(当時、中国は”隣の友人”と言うビジネスマンが多かった)が、どうやら目に見えて現実になってきたようだ。



トランプ大統領のアジア歴訪外交の結果

中国は「一帯一路」と言い、太平洋をアメリカと2分し、2大大国として振る舞うことを望んでいる。それは世界を2大帝国で支配しようとする構想だ。トランプ大統領にとっては、大変ご機嫌になる話だろう。しかし読者の中では、そのような「帝国主義」が、民主主義、人権主義の現代でも通用するのが奇異に感じる人もまた少ないのかもしれない。

2大帝国が世界を2分するなどと言った構想が、世界のリーダーである中国とアメリカのトップの考え方であるなどとは信じたくはない。しかし、現実にいま、世界は「ヒトラー」の内面とも言うべき「皇帝」が支配する世界になろうとしている。

中国のトランプ大統領へのもてなしは、古代の「皇帝」と自身を重ね合わせて感じられる、巧みな演出だった。

日本の安倍総理の「友人」としての「おもてなし」よりも、トランプ大統領の単純な価値観からすると納得のいくものだったであろう。それどころか「安倍日本」を「アメリカの従者」に位置付け、蚊帳の外に置くことに成功したのではないか。北朝鮮問題核ミサイルでも、現代の2大帝国として中国の立場をたてて、共に王座に君臨するイメージが気に入ったことだろう。

サイコパスにとっては、単純に他人は自分の配下と感じられるのが気持ちいいのである。彼らは権力を手中にすると、他人の人格を認知出来ない。全てはブランド、権威で価値観が決まるのだ。真に単純で浅はかだ。自分の視野に見える力関係で、周囲の人間を認知し、俯瞰した視野を持たない。知性が欠如しているのだが、厄介なのは、周りの人間が止められないことだ。

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危険な現代の2人の「エンペラー」

トランプ大統領にとって、今回のアジア歴訪外交で得られたことは「自分は世界の皇帝」であるとの認識であろう。しかも、人類史上比類なき強力な軍事力を持った国の皇帝だ。その深層心理の認識がどこで吹き出すのかが、今後の問題であろう。

こう思わせてしまったのは、習近平中国国家主席の大きな罪だ。一方、習近平国家主席の野望も、いずれ自分はアメリカを抜き、世界一の皇帝になることだ。それが中国人民の支持を得、自分の幸せにつながると本気考えているのだ。なんとも単純で罪深い。

サイコパスの人格障害がもたらす最も危険な部分だ。

現実には、軍事力が国家の独立を守る。軍事力に優れた国家が支配する。しかし無用な侵略や戦争を防ぐには、高い理念が必要だ。決して過去の「皇帝」のいる政治状況が肯定されて良い訳がない。

だから、民主主義の重要性をトランプ大統領、習近平国家主席が、真に理解していることが必要である。現在、我々の運命は実質的に、この二人の指導者にゆだねられている。このこと自体で「民主主義は崩壊」していると言える。いや「まだ成就していない」と希望を繋げたい。

つづく➡【「一帯一路」と「インド太平洋」構想の衝突(2)】日本核武装論

 



 

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