日記

【「一帯一路」と「インド太平洋」構想の衝突(3)】核戦力の完成がもたらす平和~周りが敵だらけだったら?

トランプ米大統領のアジア歴訪が終了した。トランプ大統領、習近平国家主席の動向を分析して、日本の国民はどう考えたらいいのかを探ってみる。2000年当時、メールマガジンでは「中国の脅威」という趣旨の記事を書いて驚かれた(当時、中国は”隣の友人”と言うビジネスマンが多かった)が、どうやら目に見えて現実になってきたようだ。



 

中国の南シナ海進出を恐れなければならない理由

どれほど習近平国家主席が演出しても、中国はいまだにアメリカには並んでいない。仮に、世界一のGDPを誇る国になっても、アジアを支配し、ヨーロッパを牛耳るようになっても、アメリカと並ぶことはできない。

しかし、中国はまもなく韓国、そしてこの日本を支配する存在となろう。それは民主主義をあきらめなければならないことを意味する。(その危険性をどのくらいの国民が危惧できているだろうか?)その背景は経済力と核兵器だ。

中国は南シナ海を欲しがっている。その理由の最大のものは核武装の完成だ。現代の核兵器の主力は潜水艦ミサイル、SLBMだ。しかし、今はアメリカ軍によって、中国海軍の戦略ミサイル原子力潜水艦はかなり捕捉されている。それには日本の海上自衛隊がかなりの役割を担っている。

中国が、太平洋に出るには日本の海域を通らねばならない。現在までの中国の技術では潜水艦の音が静かではなく、アメリカに捕捉されてきた。

しかし、最近ではアメリカ空母機動部隊の防衛艦隊の防衛範囲の中に、発見されずに侵入して見せて、その性能の高さを保持して見せた。中国は、その潜水艦をアメリカに捕捉されにくい海域に自由に回遊させておかねばならない。つまり絶対的制空権・制海権の有る自国の支配する領海が必要なのだ。

中国が欲しがっているのは第一に核戦力であり、それを完成させるのはその海域なのだ。そのため南シナ海の領有権はどんなことをしても手に入れると考えている。北朝鮮が核武装をあきらめないのと同じ発想で、アメリカに対峙することが出来るのは、この方法、つまり核武装しかないと考えているのだ。

一方、ロシアにとってはオホーツク海が核戦略の要であり、日本にとって厄介なのは、北方4島の返還が困難な最大の理由でもある。

どのように経済援助をしても、北朝鮮と同じアメリカと対峙できる核武装の成立の理由で、決してロシアが手放せない領海であり、日本はその出口を抑えることになってしまうのだ。

これから先どれほど言っても、ロシアが北方4島を日本に返還することは「間抜け」となることと同じで、ロシアが困窮しなければ成り立つ交渉ではないのだ。プーチン大統領は返還のポーズを見せながら日本と仲良くして利益を得ようとしているのだ。

 

日米安保条約と「日本核武装論」

世界情勢を決めるのは、他に経済問題など複数の要素が組み合わさるのが常だが、その基盤を眺めていると、結局のところ軍事バランスに行きつくのだ。

中国は、アメリカと太平洋を2分する構想を持っているが、台湾、韓国を取り込んで太平洋に出ようとしている。すると、どうしても日本が防波堤になってしまう。中国のアジア戦略の行きつくところは日本を取り込むことなのだ。

中国はアメリカに「太平洋を2分しよう」と大胆にも呼びかけている。中国の計画では日本を取り込むことは既定の事実なのだ。

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もしそうなった場合、当然に共産党1党独裁体制となり、三権分立の民主主義は眼中にない。何れ香港と同じ運命で、「自由」はなくなるのだ。

それを防ぐ政治的方策は「日米安保条約」を堅持することだ。

北朝鮮の核ミサイル問題は、日本にとって近い将来の運命を知る出来事となろう。それはアメリカがどれだけ日本と韓国を守ることが出来るのかで知ることとなる。しかし、韓国国民の半数は共産主義に賛成してると見ておくべきであろう。現実を見れば北朝鮮の独裁政権や中国共産党の支配に入ることは、韓国国民にとって耐えがたいであろうが、いまは中国の影響下に入る方が得策だと見ているだろう。

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たしかにアメリカの支配が良いか?中国の支配が良いか?と問われたときに、なぜか韓国人は「中国の支配が良い」と考える人が半数近くいる。おそらくは現在の財閥による支配の中から脱したいと考える人もいるだろう。北朝鮮の工作による所の人も多くいるだろう。でもやはり現代韓国人は「世間知らず」なのかもしれない。

「世間知らず」なのは、日本と同じ情勢だ。日本は、アメリカが経済的にも軍事的にも力を落とし、太平洋から引いていかざるを得ないときは、中国から日本の独立を守る手立ては少ない。

 

平和に暮らす幻想を見る日本人

誠に残念であるのだが…、

人類が資本主義を取る限り戦争の危険は去らず、核武装をしない限り侵略を防ぐことはできない。外交による平和な暮らしが望みだが、守れるはずはない。結局は武力の優劣、使い方で決まるのだ。

「太平洋戦後、日本はアメリカの植民地」と言えるのだろうが、自由主義アメリカのおかげで、韓国も日本もある種の自由は保障されてきた。しかし、経済的自由はありえないことだった。アメリカに利益をもたらす存在でなければ、切り捨てられるのが日本の立場だ。これからも一生懸命アメリカに尽くすしかないのだ。

敗戦国、そして植民地の立場から脱したければ、核武装しかないのが現実であろう。

↓↓↓この本のレビューにある話。”ある高校のクラスでは、ほとんどの生徒は「核廃絶」と自信満々に答える。二、三人だけ、恐る恐る「核兵器を持つべきだ」と答える。そこで先生が「日本の核廃絶の考え方が世界では例外なんだ」と解説するとさらにびっくりする” これがいまの日本。大人もこれを読んで、核兵器についてもっと理解するべき。

 

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敗戦国、そして植民地の立場から脱したければ、核武装しかないのが現実であろう。

だとすれば、最もスムーズに現実に即して立場を確保するには、アメリカから原子力核ミサイル潜水艦を買うことだ。アメリカの属国の立場を堅持しながら、軍備の肩代わりをしていくとアメリカも喜ぶ。4隻ほどのSLBM原子力潜水艦を日本の費用で運用すれば、沖縄、東シナ海、南シナ海の権益をアメリカも維持できて、日本も中国と対等の外交を展開できることとなる。

それは先々北朝鮮と統合した韓国とも向き合う力を持つことを意味している。

これは、世界が軍事バランスで保たれていると言う現実を理解できていないとわからない話です。もちろん、誰も戦争や、核兵器使用は望んではいません、最悪自分が死ぬのですから。しかし、感覚論・感情論と客観論を区別して考えましょう。まずは、歴史や現状の世界情勢をよく勉強してみることです。

 



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