日記 集客の達人

【ゴルフ男子ツアー2018年1試合減】ツアー来場客も減少 スポンサー離れ進むのか?

2018年度、国内男子ツアーは1試合減少する。全てが縮小する局面にあるゴルフの世界だが、PGA、JGTOはじめ関係する組織は有効な手立てが打てない。長い間「殿様商売」で過ぎてきたわけではなく、バブル経済崩壊後は、多くのゴルフ場が倒産して、会員の保証金などが霧散した。しかし、ゴルフ場関係者は、保証金などを会員が放棄してくれたから安易に救われているのが現実なのだが、それを心底から反省できてはいなかったようだ。



国内男子ツアー2018年は「1試合減」のニュース

国内男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は19日(火)、2018年来季は「前年比1試合減」の年間25試合を開催と発表。

新規の大会はなく、15年から3季行われた「ホンマ・ツアーワールド・カップ」が開催中止となったことで1試合減少。

男子ツアーは今季、年間の来場者数およびテレビ視聴率がともにダウン

JGTOの青木功会長も今年は奔走していたのが、記憶に残っている。

来季国内ツアーを主戦場とする意思を示した石川遼プロについては、ファンだけでなく、関係者も歓迎しているようだ。

かつて、アコーディア・ゴルフ、PGMなど外資ファンドによる買い占めが行われて、多くの資金がアメリカに持ち出されると共に、国内のゴルフ場はかなり荒れてしまった。アコーディアゴルフの事業計画や、業界内部の乗っ取り騒ぎを見ても、ゴルフ界を正常に発展させる意欲を感じない。

その中で一人、気を吐いていたのは倉本PGA会長だが、その肝心のPGAのデータ収集は、ゴルフ市場の活性化とは無関係に行われているのではないかと思わせるほど、生かされてこなかった。

【PGAは当然、知っていた? ゴルファーが1年で3割減ったことを!】

倉本会長は懸命の努力をしていると感じられるのだが、イベントでは市場の活性化は出来ないことを知るべきであろう。データを収集するだけでなく、現実の市場活性化の動きをしなければならない。

ゴルフ人口は2016年は3割減となったが、2017年度の動きをPGAは既に掴んでいるのだろうか? また、高齢者がプレー回数を増やしているので、ゴルフ場の入場者はなんとか横ばいに推移しているようだ。しかし、若い人が減って5年と持たない恐れがある。

 

ゴルフ業界大手のアコーディア・ゴルフは、ファンド体質のため短期で方針が動き、いつも不安定であった。近年、上場を廃止してMBKパートナーズに吸収されたのだが、村上ファンドの残した傷跡は癒されたとは言えまい。2018年1月社長交代が予定されているが、狙いは海外客の確保であろうか?

海外客の確保をするだろうと思われるのは、新社長は、元エイチ・アイ・エス(HIS)代表取締役社長の平林朗氏だからである。HISは今年「ブラック企業」リスト入りになった企業である。労働組合が実質成立せず、社員の権利や立場を確保できるのかも心配だ。

海外客を取り込む、また海外のゴルフ場を買収するなど、経営的には歓迎するべきであろう。しかし、衰退した日本国内市場を活性化できる見通しはない。すると日本人客数は減ってしまう。

今こそ、真剣に向き合うべきだが、ゴルフ関係者は技術的に「無力」だ。なぜかは分らないが、営業政策、経営手法には素人でありながら、高慢に振る舞う癖がある。とことんゴルフ人口が減り、ゴルフ場が成り立たないほど客数が減り、レッスンなども成り立たない状況まで行かないと、反省しないのであろう。

「スター選手がいないから」などと言い訳をしている限り、国内ゴルファーは増えることはないだろう。少年野球や少年サッカーなど地域密着しているスポーツからヒントを得るべきだ。



 

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