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【ゼクシオ】ドライバーの売れ筋トップの常連! そのルーツはキャロウェイだった! 契約プロのクラブセッティングは? 【動画あり】

アマチュアゴルファーに最も人気の高いゴルフクラブ、ゼクシオ(XXIO)。現在でもゼクシオ9や10は売れ筋ランキングに必ずといっていいほど入っているでしょう。そのルーツを紐解いてみると、面白いことが分かってきます。また、どんなスイングのゴルファーにあっているのか? 使用プロには誰がいるのか? 見てみましょう。(横峯さくらプロと宮里藍プロの可愛いツーショット画像ありますよ!)



【ゼクシオ(XXIO)】ブランドの背景と歴史

ゼクシオのルーツは、キャロウェイ!

ゼクシオのブランドを展開するのは、タイヤメーカーで有名なダンロップ(住友ゴム工業)です。なので、ゴルフ事業はほんの片手間仕事で、市場が急速に縮小している現在、ブリジストンと共に引き挙げてしまう危険を感じます。ゴルフギアでは、数年前撤退したナイキよりも長く深くゴルフ事業を展開してきましたので、すぐにではないと思いますが、他のメーカー、ヨネックス、ミズノなどのスポーツ用品メーカーとは違った事情があると見ておかねばならないでしょう。

ゴルフボールのコアはゴムで作られています。ダンロップは「DDH」でおなじみのゴルフボールを「糸巻きボール(コアは液体の芯で、その周囲を糸ゴムで巻いて、さらにカバーをかぶせた)」の時代から販売してきました。

↓↓↓現在でも「DDH」ブランドは健在で、しかもお財布に優しい格安ボールです!もちろん、糸巻ではありません!

 

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↓↓↓こちらは、現在の「ゼクシオ エアロドライブ」。ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーにおススメの飛ぶボール! これでも半額ほどになっています。しかしそこはゴムメーカー、品質はピカイチです。

 

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ダンロップはゴルフボールで絶対的な人気を持っていたのですが、他のメーカーが2ピース(コアとカバーの2層構造)ボールなどで攻勢をかける中、1990年代に入ってゴルフボールの販売シェアを落としてしまいましまいました。

そこで当時人気の出てきたキャロウェイのクラブ(ビッグバーサなど)を販売するようになり、自社ブランドよりも主力製品となっていったのです。

↓↓↓こちらが、1991年に発売になった「キャロウェイ・ビッグバーサ」。易しく真っすぐ飛ばせるのでアベレージゴルファーの味方となりました。その後、1993年FWの「ヘブンウッド」、1995年松山英樹が使用していたドライバーの先駆けとなる「グレートビッグバーサ」が発売となり、ゴルファーを魅了していきました。

しかし、1995年に阪神淡路大震災に遭遇したことや、1996年にキャロウェイ・ジャパンが設立されたことで、ダンロップは、1999年キャロウェイ・ブランドを販売できなくなったのです。

キャロウェイの替わりにゼクシオ開発

そこで、2000年にキャロウェイの代替えとして開発、発売されたのが「ゼクシオ(XXIO)」ブランドでした。発売と同時に団塊世代の支持を得て、記録的な売り上げを上げました。

 

【ゼクシオ(XXIO)】ブランドの特徴

コンセプトはアベレージ向け

ゼクシオ(XXIO)は、2000年に初代発売から18年連続売上No.1を続けている、ビッグブランドです。それは同時に、「プロ用」ではなく「アベレージゴルファー」向けであることの証です。誰もが「そこそこ成功できる」クラブを目指しているのです。

ダンロップがかつて売っていた、アメリカのブランドであるキャロウェイの特徴は、「理論的」であることでした。アメリカのゴルフに対する考え方は合理的で、「飛距離と確率の高さ」を求めて開発が進められていました。その合理性が日本でもアベレージゴルファーに受け入れられて、大ヒットとなっていたのです。

「ゼクシオ」ブランドも、当然にアマチュアゴルファーに向けて設計されていました。ゼクシオ・アイアンは初代から「ポケットキャビティー」になっていることから、そのコンセプトがアベレージゴルファー向けであることが明確でした。

↓↓↓こちらが、ポケットキャビティの「初代」ゼクシオアイアン。慣性モーメントが大きく、方向安定性に優れ、スイートスポットが広く、打感もマイルド。

↓↓↓こちらが、「初代」ゼクシオドライバー(レギュラーモデル)。「オートフォーカス設計」「オートターン設計」で真っ直ぐ、正確に、遠くまで飛ばす、シャフトも「E.I.G.I.理論」で方向性を良くします。

引用:ダンロップ

 

一方、ダンロップは、プロ、上級者向けブランドとして「スリクソン」を別途同時に展開しています。アメリカ市場に比べて、日本市場はプロの意見が強い影響を持っていた時代で、クラブ開発も「プロの意見」が大きく左右していた時代でした。日本特有の「操作性が良い」「顔が良い」などこだわりがあります。ドライバーも、460cc、420ccのヘッドが同時に設計され、重心距離が短いほうが「操作性が良い」プロ仕様とされてきた経緯です。

 

日本ではゴルフクラブを評価するとき、プロ仕様を見てブランドとしてきたようなところがあり、「ゼクシオ」の人気(信用?)を上げるためにも、「スリクソン」ブランドを並行発売する必要がありました。また、プロ、上級者はアベレージコンセプトのイメージが強い「ゼクシオ」ブランドの使用を快く感じないブランド志向の傾向もあり、プロの使用クラブは、ブランドとは別物に仕立てることが出来ても、戦略として両建てにする必要があったのです。

その中で、現在までゼクシオは幅を広げてはいますが、基本的に「アベレージ向け」仕様をコンセプトとして貫いてきています。そのため軽量でシニア、女性にも使いやすい設計となっています。

↓↓↓こちらは、2017年12月発売の「ゼクシオ10(X)」。フェースは反発性能が高まって、より低重心、深重心で慣性モーメントを拡大させました。口コミによると、飛距離が伸びたと実感するゴルファーが多いようです。

 

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ゼクシオのスイング理論

https://golf.dunlop.co.jp/term/ter204/index.html

ゼクシオ9から、「ヘッド重量を2g重くし、シャフトは2g軽量化しながら重心を20㎜手元に寄せた」。この意味をゼクシオは最近説明しなくなっています。難しいことでアベレージゴルファーに嫌われるのを警戒しているのでしょう。結果としてナイスショットが楽に打てれば、ゴルファーは満足します。しかし、多くの人にフィットするクラブを作るのには、スイング論が必要です。

すると、「ジャンボがこう振っている」「タイガーはここでこうしている」と言った、特別なプロたちの「成功事例」がスイング論になってきます。しかし、アベレージゴルファーがプロのスイングについていけないのは目に見えていますし、プロの中にも、タイガーのマネをして自分のスイングを見失っていった人やプロの卵たちが多くでました。丸山茂樹プロでさえ、タイガーのように打てずに悩んでいました。スイング理論は「成功事例」でなく、「万人に通じるもの」でなくてはなりません。さもなくば「スイング理論」と呼べないでしょう。

 

 

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現在のゴルフ界で、この視野で「ゴルフ・スイング理論」と呼べるのは「4スタンス理論」しかないと思っています。4つの分類のどれかに、全てのゴルファーが当てはまるからです。

ベンホーガンの「モダンゴルフ」から始まったスイング論は、「4スタンス理論」で新時代に入りました。これから変化や革新があろうとも、全てのゴルファーに当てはまる理論が語られていくでしょう。とても嬉しいことです。

 

ゼクシオも「ゴルフ・スイングは人間の体とクラブと合わせて考えるべき」との見方を持っています。例えば、クラブのバランスを考えるとき、クラブだけで見るのではなく、スイングは「一緒に振られている腕も考慮に入れるべき」と見ています。

「ゼクシオ9」から、「ヘッド重量を2g重くし、シャフトは2g軽量化しながら重心を20㎜手元に寄せた」のは、このためでしょう。これは失敗したのか、プロに説明しても理解できないためなのか、広告に載せなくなりました。

 

ゼクシオクラブの契約プロ

ダンロップの契約プロは多くいますが、やはり「スリクソン」ブランドがほとんどで、ゼクシオブランドのクラブを使用しているのは、珍しい存在です。

長くブランドの顔を務めている中嶋常幸プロも、帽子はゼクシオですが、使用クラブ(ドライバーからアイアン)はスリクソンです。(参考:ダンロップHP)これは珍しいことではなく、プロの使用クラブはスイングに合わせてカスタムしていますので、「市販品とは別物」になっているのが常識です。

↓↓↓でも、しっかりゼクシオ10のプロモーションビデオに出演している中嶋常幸プロ。「大砲みたい!ドッカーンと!」と言ってます。

 

例えば、グラファイトデザインのシャフト「ツアーAD」の契約プロの石川遼選手の使っているシャフトの色は、毎年、新製品の色に塗られています。石川遼選手が毎年新製品を使うことは考えられないことで、そんなことをしたらスイングを壊してしまいます。彼の使うシャフトの中身は、長い間ツアーADのMDであったと聞いています。現在は分かりませんが、似た特性のシャフトを選んでいることは考えられることです。「契約プロは広告塔」ですので、こうしたことは全ての選手に考えられるところです。

 

だから、中嶋常幸選手が使っているクラブがゼクシオであっても、その特性は別物であることは普通です。重さ、バランスなどすべては選手のその時のスウィングに合わせてカスタマイズされており、市販品と同じものを使っている選手が珍しい存在なのです。

ゼクシオ、スリクソンの中では「横峯さくら」選手がオリジナルシャフトのまま使っているので注目されています。(以下にクラブセッティングを表記)独特のスイングがそれを可能にしているのでしょう。

 

中嶋 常幸プロのクラブセッティング

ボール   SRIXON Z-STARシリーズ

ドライバー         SRIXON Z765 リミテッドモデル

フェアウェイウッド        SRIXON Z F65

ユーティリティ  SRIXON Z H65 / SRIXON Z U65

アイアン            SRIXON Z765

↓↓↓中嶋常幸プロが目の前で、ドライバーアプローチを見せてくれたようです! ラッキーですね!(拝借させていただきました(人''▽`)

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稲森 佑貴プロのクラブセッティング

2015年から3年連続でフェアウェイキープ率1位の稲森佑貴プロ。2018年2月の情報では、ドライバーはゼクシオ10、FW、ユーティリティはゼクシオを使用しているようです!

ボール   SRIXON Z-STARシリーズ

ドライバー         XXIO10

アイアン            SRIXON Z565

 

新垣 比菜プロのクラブセッティング 

2018年4月サイバーエージェントレディス (グランフィールズカントリークラブ開催)でツアー初優勝した、19歳の新垣選手です。

ボール   SRIXON Z-STARシリーズ

ドライバー         XXIO X(テン)

フェアウェイウッド        XXIO X(テン)

ユーティリティ  XXIO X(テン)H4

アイアン            XXIO FORGED

クラブは、ゼクシオで揃えているようです。

 

横峯 さくらプロのクラブセッティング

今やベテランの域に達して、今年は、男子ツアーにも参戦した横峯さくらプロ。ドライバーのキャリーは220ヤードあるのですが、最近のパー3は200ヤード以上あったりして、やはり厳しかったようです。予選落ちしてしまいました。しかし、結婚してもなお、そのチャレンジ精神には脱帽ですね!

ボール   SRIXON Z-STAR XV

ドライバー         XXIO X(テン) シャフト:MP900(S)

フェアウェイウッド        XXIO9

ユーティリティ  SRIXON Z Hybrid

アイアン            XXIO9 / XXIO8

↓↓↓宮里藍プロが結婚を発表したときに、さくらプロが投稿したインスタ!(拝借させていただきました(人''▽`)

契約形態が多くあるので、このほかでもボールだけを契約している選手も多くいます。

※注意:クラブセッティングはトーナメント開催コースや選手の体調によって変更される場合があります。

 

ゼクシオドライバーの使用感、楽にふれるクラブ

ゼクシオドライバーの仕様は、日本の平均的男子の45インチにおけるヘッドスピード40mに合わせているので、スイングタイプによってS、Rなど硬さを合わせることで、多くのゴルファーにマッチする可能性があります。アマチュアゴルファーにとって、ゼクシオは「無難な選択」でしょう。

楽に振れると多くの人が実感するはずです。また、46インチでも十分に振れるはずで、あとはミート率ですが、どのようなクラブでもクラブに合わせてスイングを調整する必要が多少はあります。でもその時、ゼクシオだったら、スイングを壊す危険もあまりない点が考えられます。誰にでもおススメできるクラブであるのです。

楽に振れたらそれは自分のスウィングに合っている証拠です。

↓↓↓こちらが、型落ちの「ゼクシオ9」。だいぶ値段が落ちていますね。なので、売切れ間近です。

 

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↓↓↓こちらは、ミヤザキ(メラン)シャフトを装着したモデルの「ゼクシオ9」。総重量が20gほど重く、シャフトのトルクも小さいので、普通のゼクシオでは方向性が良くないヘッドスピードが高めのゴルファーにおススメです!

 

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