ゴルフスイングでフライングエルボーは悪いこと?やっちゃいけない!っていうのは本当でしょうか?
横峯さくらプロだって、ゴルフの帝王であるジャック・ニクラウスだって、フライングエルボーです。では、4スタンス理論的に見ていきましょう。
フライングエルボーはやっちゃいけないのか?
フライングエルボーとは、バックスイングのトップで脇があいてしまうことです。エルボーとは英語で肘のことなので、肘が遊んでしまうということを表しているのでしょう。
脇があいてしまうことは簡単に言うと力のロスになってしまうので、ゴルフレッスンでは「わきを締めて!」とか言われます。
具体的なデメリットを見てみましょう。
フライングエルボーの主なデメリット
フライングエルボーで脇が空くと、結果的に以下のようなデメリットが出やすくなります。
- スライス・ヒッカケの増加: 右肘が開いてトップを迎えると、ダウンスイングがアウトサイドインになりやすく、カット軌道(スライス)や急激なヒッカケを誘発する。つまり、スイング軌道が安定しないんですよね。
- 飛距離ダウン: 体の回転が止まり、手と腕だけでクラブを持ち上げるため、パワーがボールに伝わりにくい。
- 再現性の低下とミート率低下: 右肘が外側を向くことで、切り返し時に右肘を畳む余計な動作が必要になり、インパクトが安定しない。スイング軌道が安定しないと、それはミート率が安定しないでしょう。
- 身体的負担: 無理に右肘を下へ向けようとすると、身体(特に肩や腰)を痛める可能性がある。 「ボールに当てたい」「力を入れたい」がため、無理にそうしてるとすると毛座の心配があります。
「わきを絞めろ!」は正しいのか? あのゴルフの帝王もフライングエルボー
脇を締めないフライングエルボーのスイングと言えば、1970‐80年代に一世風靡したジャック・ニクラウスです。ゴルフの帝王って呼ばれてましたよ。(若い人には古すぎるかな~?)
だって、当時メジャー18勝という偉大な記録を残しましたからね。
タイガーウッズだって15勝で止まっています。
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↓↓↓こちらはジャック・ニクラウスのスイングです。脇があいてフライングエルボーになっています!(YouTube動画より)
でもよく見ると、ダウンスイングでは戻っているように見えます。レッスンプロも「あれはダウンスイングで戻ってくるので良いのだ」と訳の分らぬ説明をしていました。
まあともかく彼は世界一の実績を誇るわけで、結果が出てるんだから何も言えないってことでしょう(>_<)
だからこのフライングエルボー、ゴルフスイングにとって悪いこと、やっちゃいけないことなのでしょうか? 本当にデメリットなのでしょうか??
ほかのプロのスイングを見てみると?…(ジャンボ尾崎、石川遼など)
ジャンボ尾崎
なんと、日本ゴルフ界の大御所・ジャンボ尾崎だって、バックスイングの時に右わきは大きくあいています。まさしくフライングエルボーでしょう。
石川遼
そして、石川遼ちゃん(親しみを込めて!)がアメリカから帰ってきました。大変調子が良いようですが、彼の右わきは割と締まって見えます。
ジャンボ尾崎と比べてみると、右わきが締まっているのがよくわかります。これはフライングエルボーとは言いません。
青木功
青木功は脇が締まっています。(青木功プロは2004年に世界ゴルフ殿堂入り。)
中嶋常幸
私のゴルフの師である中島常幸はちょっと微妙なのかな?(中嶋常幸プロは2019年に日本プロゴルフ殿堂入り) 石川遼プロと比較すると空いてますね。
ただ、フライングエルボーに見えるけど、ダウンスイング時には脇にしっかり戻っているようです。
フライングエルボー、4スタンス理論の1タイプとの関係
では、上記プロを4スタンス理論のタイプで分けて考えてみましょう。
1タイプ(A1、B1)はわきが締まり、2タイプ(A2、B2)はフライングエルボーになっているようです。(4スタンス理論にはA,Bタイプと1,2タイプ、2軸の分け方があります)
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そこで…上記プロを分類してみると?
石川遼はA1で1タイプで脇締まってる
ジャンボ尾崎、ジャック・ニクラウスはB2で2タイプでフライングエルボー。
青木功はB1で1タイプで脇締まってる
中嶋常幸はA2で2タイプでフライングエルボーぎみ!!!
どうですか? 4スタンス理論ってすごっ!
つまりつまり、やっぱり体の特性はもともとあって、フライングエルボーになってもいい人と、よくない人の両方がいるということなのでしょう。
だから、自分の4スタンス理論でのタイプが分かっていて、それが自分に合っていれば、無理にフライングエルボーを治す必要はないのかもしれません。
だって、フライングエルボーで成功しているプロがいるってことが、その証明になっていませんか???
フライングエルボー、4スタンス理論の2タイプならやってもいい!?
では、本当にフライングエルボー、4スタンス理論の2タイプならやってもいいのか!?
一般的なゴルフレッスンでは、ボディーターン、振り子打法、わきの締まった腕の振りが理想形であると教えています。そのため、「腕を振るのは悪でしょ・・?」と言いたくなるほど、脇を締めてボディーターンを教わってきました。
一方、「思いっきり腕を振れ!」と教えるプロも中にはいますよ。
たしかに、わきを絞めてボディーターンなんて考えていると、逆に動きが取れないし、ボールに力が存分に伝わらないと感じます。だから、ジャンボ尾崎と同じB2タイプの私は思いっきり腕を振ります!!
そして、4スタンス理論では「意識せずに気持ち良く振れ」と言います。たとえフライングエルボーだったとしても、気持ちよく振っていると、自ずと身体の軸が出来てしまりが出てくるので、それが良いようです。わざとわきを絞めるのではないことが重要です。
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こうして4スタンス理論に基づいてフライングエルボーの良し悪しを見てくると、ゴルフスイングで一番留意すべきは「気持ち良く腕を振ることができているか?」ですね!
一人一人の身体のつくりは違いますから、特定のスイング理論を当てはめるってのがムチャブリなんでしょうね。
その点、4スタンス理論は大きく4つのタイプに分けてくれているので、だいたいその範疇に収めることができるのでしょう。
そのため、素振りの時に「スイングプレーンの方向性」だけを考えて気持ち良く振ることを、私の経験上からも、ゴルフ好きのゴルファーの皆さんにおすすめしたいです。
そうすると、ヘッドが走るようになりヘッドスピードは確実に目に見えて上がるとおもいますよ!(^^)!
でも…、始めは当たりません…(-_-;)。
では次に、インパクトって何なんでしょう?。・・・➡【あ・うんのゴルフを解釈する(5)】インパクトの瞬間はスイングの途中にあるってホント??