4スタンス理論のA1・A2・B1・B2の4つのスイングタイプとゴルフクラブの関係を考えます。特に飛距離が出ると言われるアッパーブロースイングとの相性を考えます。道具とヘッドスピードとの関係はよく言われるのですが、スイングタイプでゴルフクラブの特性を合わせる必要があるのでしょうか?※画像引用 http://taylormadegolf.jp/TaylorMade/M2-Driver/DW-CCB90.html
この記事は、4スタンス理論に基づいて書いています。
ゴルフの4スタンス理論とは、生まれ持った重心(つま先/かかと、内側/外側)をA1, A2, B1, B2の4つに分類し、個々の特性に合ったアドレスやスイングを行うことで、安定性とパワーを最大化する身体理論です。自分のタイプを知り、適した体の使い方(指先か手のひら、膝の使い方の違いなど)を理解することが上達の近道です。
私が何度も読み返したのは以下の書籍です。↓↓
スイングタイプ別に相性の良いドライバーヘッド
4スタンス理論のスイングタイプ(A1・A2・B1・B2)別に、相性の良いドライバーヘッドを検証してみましょう。
現在でも、最も飛ぶスイング軌道は、30年以上前からジャンボ尾崎がやっているアッパー軌道、アッパーブロースイングと言われています。
↓↓↓笹原優美プロの優しい!【ドライバー飛距離アップ】アッパーブローで打つためのスイングのコツと注意ポイント【ゴルファボ】を参考にどうぞ!
2026年マスターズで惜しくも2位だったスコッティ・シェフラー選手。現在世界ランキング1位の彼も、通常アッパーブロースイングです。
2020年に超人ハルクみたいに身体をバージョンアップしてきたブライソン・デシャンボーも飛距離376ヤードを記録しました。身体を鍛えたから飛ぶのも当然ですが、実は、彼のスイングもよく見るとアッパーブローになっているのです。
(あとでこれも読んで!!!➡話題のブライソン・デシャンボーのスイングがすごいところ!!! ヘッドスピード61m/s、飛距離376ヤードの秘密を解説!【動画あり】)
現在の女子プロの間でも常識化しているので、ヘッドスピードから考えて我々、男子アマチュアゴルファーが実施するのにも適応していると考えられます。
(あとでこれも読んで!!!➡ヘッドスピードが同じなのに、なぜ女子プロはアマチュアより飛ぶのか?=タイプ別の力点の話をします。)

そこで、アッパーブロースイングを作りやすいのは、「あ・うんのゴルフ・4スタンス理論」のA1・A2・B1・B2の4つのスイングタイプのどのタイプでしょうか?考えてみましょう。
アッパー軌道インパクトのスイングタイプとの相性
■A1・B2(クロスタイプ)はアッパー軌道に向いている!
4スタンス理論のA1・B2(クロスタイプ)はインパクト時がU字となり、A2・B1(パラレル)はV字になりやすい特性があります。
それは右から左への体重移動(右打ちの場合)の幅が違っているからです。クロスタイプ(A1・B2)は2軸スイングになり、インパクトも長くなるため、U字となります。パラレル(A2・B1)は体重移動がほぼなく1軸スイングが向いているのでインパクトは点となり、V字となりやすいのです。
すると当然に、2軸スイングのほうが、ヘッド軌道が最下点を過ぎてから上がるときまでフェースの向きをスクエアに保つには向いていることになります。
ジャンボ尾崎がアッパーブローを採用したのは、4スタンス理論のB2で右半身打ちであり、インパクトで右手で押し込む意識があって、当然行きつく結果だったと言えます。また、アッパーに打っていくには、同じパラレルで左半身で引き揚げるイメージのA1と比較しても、インパクトゾーンが右側に来るので、より向いていたものと考えられます。
スゴイと思うのは、後から確立された4スタンス理論がジャンボのスイングを証明できたという点です。
つまり、アッパー軌道、アッパーブロースイングは4スタンス理論のB2に最も合っていると思われます。
■A2・B1(パラレルタイプ)はアッパー軌道が苦手??
一方、4スタンス理論のA2・B1(パラレルタイプ)では、ボールを最下点より左側に置くアッパー軌道は、得意とするV字軌道(ヒットポイントが1点の軌道)と大きく異なるので苦手であるはずです。
アッパーブロースイングを採用するには、A2・B1の方は抵抗があるかもしれません。
しかし、これも練習量で左右されますので、プロにとっては飛距離が稼げるのであれば身に付けることは容易であるのかもしれません。
トップトーナメントプロは、パラレルタイプであっても、アッパーブローを現在採用しつつあるようです。女子プロでは常識となっているようですので、ドライバーで飛距離を求めるプロとしては、取り入れていく人が増えるのではないでしょうか?
スイングタイプと相性の良いドライバーヘッド
■A1・B2(クロスタイプ)に合うドライバーはやはり!
4スタンス理論のA1・B2(クロスタイプ)がアッパー軌道を採用していくとすると、どんなドライバーヘッドがいいでょうか?
ロフト角は10.5度を最高として、やはり現代の最新理論のヘッドを持つ「テーラーメイドM1・M2」「キャロウエイGBB EPIC STAR」などを採用するのがベストかもしれません。(最新のおすすめは以下)
低重心で、ある程度のロフトのあるヘッドが最適です。
ヘッドスピードに合った打ち出し角度、スピン量を見て、最大飛距離が出るロフト角を選ぶのがいいでしょう。
↓↓↓こちらは近年人気となってきた「PING ピン G430 MAX」。シャフトはALTA J CB BLACK カーボン。プロがロフト10.5度を選ぶ時代なので、アマチュアゴルファーは9度ではなく10.5度を選ぶのが賢明です。何故なら、打ち出し角が多いほうが得だからです。年々進化して、振り抜けも良いのに自然と打ち出し角が上がるため、飛距離も伸びるようです。
関連記事=【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(50)】ドライバー飛距離[2]のスピン量、打ち出し角について
■A2・B1(パラレルタイプ)でも練習次第?
一方、4スタンス理論のA2・B1(パラレルタイプ)、つまりアッパーブロースイングが苦手と思われるゴルファーでは、どんなドライバーが良いのでしょうか?
レベルブロー(水平)または、ややダウンブローのスイング軌道のほうが振りやすいと感じるのであれば、低重心の最新型のヘッドはクロスタイプと同じとしても、打ち出し角度を見ながらロフトの大きなヘッドを選べば良いのではないでしょうか?
スピン量が大きくなりすぎないように、打ち出し角度が適正になるクラブを優先して選ぶと良いのでしょう。ヘッドスピード如何でドロップするようだったら、ロフト15度も考えるとよいはずですが、ヘッドスピードが30m/sに近いところになると、キャリーが出てもかえってトータル飛距離が伸びませんので、ロフト12度までで転がりが良いところを探すことも必要でしょう。
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4スタンス理論のクロス・パラレル両タイプとも、ヘッドスピード別に考えなければなりませんが、打ち出し角度を適正化することを優先したほうが飛距離(キャリー)が出るようです。
関連記事=【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(50)】ドライバー飛距離[2]の最適なスピン量、打ち出し角について
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