2017年10月、男子ゴルフの「マイナビABCチャンピオンシップ」最終日、台風の影響で中止になりました。ゴルフファンとしては楽しみにしていた試合。TV観戦も、どうせ前日の試合をたらたらと流すだけかと思いきや、面白い構成になっており、見ごたえありました。
「マイナビABC」の優勝者は、イケメンの小鯛竜也プロ
10月29日、台風22号の接近による強雨のため、競技が中止となり、3日目に通算13アンダーで首位に立っていた小鯛プロのの優勝となりました。
男子ツアーも雨天中止 小鯛竜也が初優勝#小鯛竜也#マイナビABC選手権
#ゴルフ #GDO https://t.co/6RbvmVLXEn— GDOニュース (@GDO_news) 2017年10月29日
プロになって10年目の優勝! 本当におめでとうございます!
※マイナビABC選手権が開催されたのは、兵庫県の「ABCゴルフ俱楽部」。
↓↓↓試合後のコースはプロがプレーしたトーナメントセッティングを体験できるチャンス!腕に覚えがあるゴルファーはチャレンジすべし!!
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テレビ放送の構成がゴルフファンにはたまらない!
筆者は関東なので、テレビ朝日の放送で視聴していましたが、正直、放送自体期待をしていませんでした。
「どうせ、いつも通り前日の試合を長々と流すだけだろう…」
と思っていたのです。
ところが、いい意味で期待を裏切ってくれました。3部構成になっており、それぞれ見どころのあるものでした。
1.もどってきた石川遼プロのプレー
5年間米ツアーで頑張ってきた石川遼プロだが、成績の低迷で来季の米ツアー出場権を逃してしまった。そして、日本のツアーに戻ってきた。
石川遼、5年ぶりのホスト大会出場で観客倍増#石川遼#マイナビABC選手権
#ゴルフ #GDO https://t.co/hbeTubuKMw— GDOニュース (@GDO_news) 2017年10月28日
成績低迷でも石川遼プロの人気は健在。「マイナビABCチャンピオンシップ」のホストプロでもある。
「予選2日間のギャラリー数は、前年の2384人から4869人とほぼ倍増し、石川が不在だった2013年以降の最高数を記録した(GDOニュース)」とあるから、やはりスゴイ人気だ。
放送、第1部では、その石川遼プロのプレーを見せてくれた。たしかに、2008年に同試合で史上最年少で優勝した時の精彩はなかったかもしれないが、随所にアメリカツアーで培われた技術と、その類まれな感覚についてはよ~く観れた。
1日目、名ホール18番の左バンカーの左ラフからのショット。
グリーンを狙っていたと思われるが、ボールはグリーン手前の花道へ。しかし、スローでよく見ると、その柔軟な体使いがよく見れた。また、あの急な前足下がりのスタンスでフェードを狙っていたとは、アマチュアがマネできるものではない。
いいものを見せてもらった!
セッティングのアドバイザーをしていたという田中秀道プロの解説も、スイング解説やコース解説などの説明が効いていて、ゴルファーとしては勉強になる。
それと、石川遼プロの弟、航くんのプレーが見れたことも良かった。顔も似ているけど、スイングもお兄ちゃんによく似ていて、これからが楽しみだ。
石川航、兄・遼と同じスコアで初日終了 兄が曲げた16番もう少しでホールインワン (デイリースポーツ) 「男子ゴルフ・マイナビABCチャンピオンシップ・第1日」(26日、ABC・GC=パー72) 石川遼(26)=CASIO=と、弟… https://t.co/fQXINj0e7X
— 最新速ニュース 総合版 (@SSSN_ews) 2017年10月26日
こういうことはファンにとっては大事。ゴルフ業界にとっても。行く先が楽しみだから、またゴルフを見ようという気になる。もちろん、お兄ちゃんの遼プロも、頑張ってほしいとまた応援したくなるのだ。
2.優勝を争う宮里優作プロのプレー
第2部では、結果的に勝つことはできなかったが、小鯛プロと優勝を争っていた宮里優作プロのプレーを追って、本人と佐藤プロの解説付き。これも、非常に良かった!
プレー時に、プロがどんなことを考えながらショットをしているのかが、よ~くわかって、とても興味深かった。コースマネジメントのこと、スイングのこと、クラブのこと、天候(雨)のこと、すべてが勉強になる。
まあ、聞いたからってアマチュアがマネできるものではないけど、「ゴルフ」ってものがわかってくる。奥が深いな~と思って、またゴルフに勤しむのだ。
宮里優作プロの、これからの見どころは賞金ランキング。この試合が終わって、トップの小平プロと百何十万差と僅差のよう。今シーズン、最後まで見逃せませんね。
3.優勝者!小鯛竜也プロのプレー
17才のプロ転向から10年目の初優勝ということで、感無量の優勝だろうと思う。
↓↓↓小鯛竜也プロの優勝セッティング!
見事ツアー初優勝を飾った小鯛竜也プロの優勝セッティングです🏌️♀️#小鯛竜也 #マイナビABC #優勝 #クラブセッティング pic.twitter.com/qGFgRcq2ji
— マイナビABCゴルフ (@mynaviabcgolf) 2017年10月29日
しかし、3日目のショットは正確で、見ていてすがすがしいものだった。
解説の田中秀道プロも、褒めていた。「難しいグリーンのラインもよく読んでる」と。傾斜はきつくないけど、結構微妙なところにピンをきっていたよう。そんなところも、放送を見て聞いて楽しいものだった。
ということで、本当にゴルファーにとっては実のある放送になっていたと思う。
今後もこんな放送を望む。試合を淡々と放送するのも必要だと思うが、延長してこんな構成でやってもらえたら、もっといいと思うのだが…。
ゴルフ人口がだんだんと少なくなってくる中、ゴルフ業界全体が、全力で工夫しないといけないだろう。
↓↓↓小鯛竜也プロが使用する、ミズノMPドライバー。小鯛プロはTYPE-2で、シャフトはディアマナBF70プロトタイプのようです。
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