2017年3月4日放送、ブラタモリ・奄美大島編で、あの!大島紬の作り方に感動しました! 大島紬と言えば、着物の反物の中でも高級品ということは知っていました。しかし、柄も地味だし、正直あまり興味を持てなかったのです。でも今回、番組で製作工程を垣間見て、素晴らしい伝統工芸品だということを実感しました。それでまた、日本の伝統の逸品を自分の手許に置いておきたくなったのです…。
世界三大織物、日本三大織物、大島紬のすごさ
大島紬(おおしまつむぎ)は、鹿児島県の奄美大島の特産品で、約1300年の歴史を誇る伝統工芸品です。フランスのゴブラン織り、ペルシャ絨毯とともに、世界三大織物の1つに数えられ、また日本三大紬の1つでもある、すごい織物なのです。
その定義にはいくつかあるらしいのですが、絹が100%であること、先染めの手織りであること、平織であること、カスリ(絣)合わせで織り上げることなどがあります。先染めというのは、糸を先に染めてから織り上げることです。絣というのは、文様の図案に沿って緯(よこ)糸、経(たて)糸を色のついたところとついていないところにわけて染め上げ、それを図案通りに手仕事で織り上げていくというものです。
この気の遠くなるような手作業で、反物が出来上がるまでは半年から1年かかると言われています。高級品であることが、よ~くわかります。
驚いたのは蘇鉄(ソテツ)の意味
ブラタモリでも紹介されていた通り、大島紬の絹糸は、「テーチ木(車林梅)染め」と「泥染め」の2工程を交互に繰り返して染め上げられていきます。最初はテーチ木の赤っぽいタンニンの色だったのが、鉄分を多く含んだ泥染めを繰り返すごとにだんだんに大島紬らしい漆黒に変化していくのです。
↓↓↓大島紬の黒はなんとも言えない粋な黒ですね!
番組中では、紅茶(タンニン)の液に鉄分を溶かしてみて黒く変化するのを実験して見せてくれてましたね。わかりやすかったです。
驚いたのは、奄美大島に自生している蘇鉄(ソテツ)という植物の効果についてです。鉄分を多く含んでいる奄美大島の泥田ですが、その鉄の効果が落ちることがあるそうです。しかし蘇鉄の葉を泥田に浸しておくと、その効果が蘇(よみがえ)るというのです!! まさに、「蘇る鉄」で蘇鉄(ソテツ)。こんなところに由来があったとは、ビックリでした! 関東の湘南などでも蘇鉄の木はよく見かけますが、これからは感心して見ちゃいそうです(^^)
大島紬の伝統の柄、龍郷柄
番組でアナウンサーの近江さんが試着?していた柄ですが、これを「龍郷(たつごう)柄」というそうです。奄美大島に生息するハブと蘇鉄を組み合わせてデザインされています。思いのほか、近江アナウンサーに龍郷柄の大島紬がマッチしていたのには驚きました!!
↓↓↓龍郷柄の着物を自分で着てみると、こんな感じになるんですね~。
例によって、楽天市場で大島紬の商品を探してみました。大島紬の着物はなかなか買えないですが、身近なものだったら、ぜひ買ってみたいです。
↓↓↓こちらは伝統の「龍郷柄」。大島紬のアロハシャツなんて粋じゃないですか! いいお値段ですが…。でも、世界三大織物が自分のものに! 奄美大島現地のショップさんですので、本物間違いなしです。
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↓↓↓こちらも大島紬の伝統の柄「龍郷(たつごう)柄」の長財布。お手頃な価格でこれなら1品購入できそうです! 本革仕立てはこちら。
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↓↓↓こちらはシェル型のコスメポーチ。大島紬のポーチなんて、渋いですね~!女性へのプレゼントにも最適です。
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↓↓↓結局、このくらいの小銭入れが一番お手軽かもしれません!
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大島紬の代表的な「龍郷柄」の商品をご紹介してみました。
他にも、大島紬の柄には「秋名バラ柄」「西郷柄」「角通し柄」など様々なものがあります。興味のある方は、調べて楽しんでみたらいかがでしょうか。
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