写真出典はスバル公式ページ
https://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
このところ好調である富士重工業は4月1日付けで社名を「SUBARU(スバル)」と改めると発表しました。名門の日本企業が、また一つグローバル企業に衣替えしていきます。
➡【富士重工業・改め・SUBARU(2)】アクロバット飛行ができるエアロスバル FA-200
➡【富士重工業・改め・SUBARU(1)】中島飛行機からの歴史
自動車がオンラインになるとき
現在、世界中でA I 自動運転、I o Tとなり、常に「つながる車(コネクティッドカー)」となると何が変わるのか?
SF映画に描かれてきたように、車がロボットのようになることは間違いはないようです。
飛行機の話より、若い人たちにはこちらのほうがイメージしやすいでしょうね。
一方、I o Tのメリットとして一番考えられるのは「整備の簡素化」です。
しかし、それは自動車産業全体では、その収益構造を一変する一大事です。「車の商売」とは「車を安く売って、整備で儲ける」が基本的構造です。そのため現在、社会問題化しつつある詐欺商法ではないかと思われるほどの「整備での必要のない費用を掛けさせる」事態を生んでいます。
一方「つながる車(コネクティッドカー)」のメリットとして、ソフトで色々なサービスを受けられる無限の可能性が得られることです。生活全般に関するシステムの世界です。これからは車のオーナーにライフスタイルにどのような提案を提供できるのが商品となる商売となるのです。
トヨタが先頭を走る「コネクテッドカー産業」(激震!コネクテッドカー) https://t.co/n4NRd9ge4D pic.twitter.com/yz2eGny18R
— Nikkei BP ITpro (@nikkeibpITpro) 2017年4月2日
ソフト会社とのコラボが必須
車の販売チャンネルとしてグーグル、ヤフーなどの窓口としての役割だけでなく、生産をどこで行うのかなどの手配まで、ネットを介してとなっていくのでしょう。すると自動車会社単独での販売網だけでなく、社会全般における窓口がネット上で行われるようになるはずです。
ゴルフ場も独自の予約システムだけでなく、また現在ある予約サイトだけでなく、旅行代理店とのコラボや、レストランとのコラボ、ゴルフクラブ販売とのコラボ、練習場とのコラボなど、また今、近所を走っている車のオーナーに「午後スルー・ハーフ」などの提案を逐一行っていく時代になっていくのでしょう。
確かに「新車を開発して工場の生産ラインをフル稼働でまわせればいい」との時代ではなくなってきます。
【ライフスタイルの提案する(提案型販売)】時代になっていきます。