今シーズン(2018~2019年)のインフルエンザの猛威はスゴイ!2月に入り少し雨が降って乾燥が一段落したこともあってピークは過ぎたようだが、油断するのはまだ早い!というのも、筆者は、終息したと思われた3月中旬に重いインフルエンザにかかった経験があるからだ。インフルエンザのザックリした特徴と、自分が行っている予防方法をお伝えしてみよう!
2019年1月、A型に2回も感染する! 3月はB型に感染のリスクも!
2018年12月には、H1N1型(A型)が猛威を振るったが、1月に入ってA香港型も増え始めた。
今年1月初めにインフルエンザにかかった子供が、2月初めにもかかったという例がある。だから、1度かかったからといって安心しないで、手洗いをはじめ予防は抜かりなくやるべき!!
3月は、B型(2種類)も増えてくる季節だ。
この2、3年の間にインフルエンザは1度かかった人も、絶対に安心してはいけない。免疫(抗体)ができたと思っても、インフルエンザの型はいくつかある。しかも、A香港型は変異しやすいから、前年にA香港型にかかったとしても翌年に同じA香港型にかからないという保証はないらしい!
それに、インフルエンザ予防接種を受けていたとしても、実効果は25%程度という医師の説明も一部ではある。つまり、インフルエンザが変異することなどもあって、完璧には効かないのだ。過信してはいけない。
インフルエンザ脳症になると、死亡するリスクも!
今シーズンの、インフルエンザ脳症にかかってしまった人は、119例。そのうち、死亡した人は6例。割合は5%。
その中に、10代の子供、40代の成人もいたという。
特に、10代での死亡割合は11.8%というから、親御さんたちは注意したほうがいいだろう。
インフルエンザ脳症の症状は、意識障害、けいれん、異常な言動・行動。インフルエンザにかかったことで、脳にも悪影響を及ぼしてしまうのだ。怖い!
だから、少しでもおかしなことがあったら、無理せずにすぐに病院に行くことをおススメする!
実はとてもこわ~い!インフルエンザを日頃から予防する方法
筆者はインフルエンザには悪い思い出を持っている。
その年もかなりの猛威を振るったインフルエンザだった。しかし、学級閉鎖もとうに終わった3月。暖かくなってきて、インフルエンザなどどこへやら、という時節だった。すでに、中旬になってからのこと。急に寒気がして、筋肉痛が始まった。ボーっとしながら電車で帰途に着き、途中でかかりつけ医で検査してもらったら、インフルエンザだった。38度以上あった熱は2,3日で引いたが、治りが遅く、咳も長いこと残ってしまった。苦い経験だ。
物心ついてから大きな病気をしたことがなかったから、その経験はいつまでも記憶に残っている。
だから、それからは2度をインフルエンザになりたくなくて、いろんな予防を実践している。おかげでそれから何十年かインフルエンザに罹ったことはない。 しかも、まだ予防接種を受けたことがないのだ。(内心大丈夫かな~…と思っている)
そんな予防方法をいくつか伝えてみたい。
手洗い・うがいはかかせない
外出先から帰ったら、手洗いとうがいは絶対欠かさない。
手洗いは泡ソープを使って、指先、指の間までしっかり洗う。うがいは、うがい薬を使って3回。まず、1回目は口をゆすぐ。(先日TVを見たが、これが実は効果があるらしい。のどまで最初からうがいするのではなく、まずは口の中を先に洗うのだ)2回目は喉までガラガラと30秒。3回目は喉までガラガラを10秒。
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↓↓↓うがい薬はイソジンを使用している人も多いかもしれないが、喉が弱い人にはあまりよくないと医者に言われたことがある。だから、アズレンのうがい薬を使うようにしている。
ハチミツをなめる
喉がイガイガするな~と思ったら、「すぐに」ハチミツを大匙1杯舐める。(外出時は飴)
これを怠ると、次の段階(漢方薬を飲む)に行かざるを得なくなることがある。だから、抜かりなくやることを心掛ける。
普段は、そう高くない中国産の蜂蜜でも効くのだが、厄介なばい菌マンが入ったときだろうか、しつこい時は抗菌力の強い「マヌカハニー」を舐める。お高いが、それなりの効果を実感している。有名なピアニストさんも予防のため舐めていると聞いて、プロが体調維持で実感がるのだから効果があるのだと思う。
たいていは、ここまでで良くなる。
シーズン中は「バンラン根エキス」を飲む
インフルエンザのシーズンに入ったら、予防の意味で「バンラン(板藍根)根エキス」を1週間に1回程度飲む。
徳川家康じゃないけど、漢方薬の勉強はよくしているので、「バンラン根」の効能を知ったときから飲んでみている。
漢方の本場・中国では「板藍根」という生薬を煎じて飲んだり、うがいをする習慣があるそう。中国漢方薬の書にも記載されているらしく、重要な生薬らしい。
板藍根の東洋医学的な薬効は清熱・涼血・解毒であり、西洋医学的には解熱・抗炎症・抗菌・抗ウイルス作用などと解釈できます。実際には風邪、流行性感冒(インフルエンザ)、肺炎、流行性結膜炎(はやり目)、顔面の発赤・腫れ、発熱を伴う扁桃炎、口内炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、丹毒(細菌感染によって起こる皮膚の化膿性炎症)など様々な感染症や炎症に用いることができるとされています。基礎研究においても板藍根は抗菌作用の幅が広く、多種類の細菌の増殖を抑制することや、多くのウイルスの働きを抑制し、インフルエンザウイルスの増殖も抑制することが報告されています。(元気通信「生薬百選」(養命酒)より)
↓↓↓こちらは、松浦漢方の「バンラン根エキス」。松浦漢方は尾張の老舗薬問屋から始まっています。漢方薬になれていない方は、口コミで確かめてみてください。
↓↓↓こちらは、飲みやすい「板藍根茶」です。漢方薬はどうも苦手という方は、こちらを。
喉が痛くなり始めたら!「すぐに」甘草湯、桔梗湯、葛根湯などを飲む
今まで記したことを日常的にやっていても、とうとう喉が痛くなってくることがある。そうしたら、漢方薬を飲むようにしている。それも、痛くなり始めたら「すぐに」だ。”熱が出始めたらもう遅い”と、自分では感覚的にそう思っている。
まず、ごっくんとつばを飲み込んでみても痛くない程度ののどの痛みだったら、「甘草湯」。
ごっくんとつばを飲み込むと痛いな!と感じてきたら、「桔梗湯」「葛根湯」。比較的体が元気だったら「桔梗湯」。なんとなく体調がすぐれない時だったら「葛根湯」。とだいたい使い分けている。
漢方薬のことをよく勉強していくと、「葛根湯」というのはかなり幅広く効く薬で、むち打ちなど筋肉のこわばりや急に痛み出す歯痛などにも効く万能薬のようなもの。だから、我が家では在庫は欠かさない。
インフルエンザだけでなく、普通の風邪かな?の時も、上記の漢方薬を使っている。おかげで、風邪でも病院のお世話になることは皆無だ。(そのほかの持病はあり)
みなさんもインフルエンザにかからないよう、十分にお気を付けを!!! 参考にしていただけると、うれしい!
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