NHKの大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」でも、渡辺謙が薩摩切子を扱っている映像がありました。薩摩切子は鹿児島の伝統工芸で有名な、ガラス細工。見事な色のグラデーション「ぼかし」と、繊細なデザインが目を見張ります。江戸切子の前身でもあり、日本が誇るべき伝統工芸品です。
薩摩切子とは?
薩摩切子は薩摩藩(現在の鹿児島県)が発祥で、 第10代薩摩藩主島津斉興によって始められ、NHK大河ドラマ「西郷どん」にも登場する先進的な考えの持ち主、11代藩主島津斉彬が集成館事業の一環として育まれた、日本の伝統工芸品です。
集成館事業は、島津斉彬が興した日本最初の近代様式工場群のことで、大砲製造、洋式帆船の建造、製鉄(反射炉)、紡績、ガス灯の実験など、当時の日本としては考えられないほどの先進的な試みばかりでした。
集成館事業のうち、製鉄・造船に関わる機械工場、反射炉跡など3資産が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界文化遺産に登録されている。(Wikipedia)
↓↓↓反射炉跡が残る旧集成館(仙巌園内)
そんな先進的な島津家がなければ、薩摩切子は生まれまなかったのかもしれません。また、動乱の中、明治初頭で途絶えたかと見えた薩摩切子ですが、各地のガラス工場・職人・研究家等の協力によって1985年に復刻し、1989年(平成元年)、島津家の島津興業 監修・直営の薩摩ガラス工芸に対して鹿児島県伝統的工芸品認定がなされました。(しかし、技術が継続しておらず復刻生産の為、国の伝統的工芸品には認定されていません。)
でも、日本の伝統工芸であることは間違いありません。短い間に生まれて途絶えたため、当時の薩摩切子は現存するものは大変少なく、現存数は200点程度と言われています。そのため貴重で、骨董として高価で取引されているそうです。
あなたももしかしたら偶然に、骨董屋さんでお目にかかれるかも???相当高そう!!!希少なため、300万円を超えるものもあるそうです。
お家元、島津興業の薩摩切子
骨董としての薩摩切子を手に入れることは難しいですが、見事復刻した薩摩切子は手に入れることができます。
薩摩切子を名乗るものは多いですが、ご紹介するものは、鹿児島県伝統的工芸品認定をした島津興業の薩摩切子です。底面に「SHIMADZU」の刻印もされています。
↓↓↓カラーバリエーションは、紅・藍・緑・黄・金赤(ピンク)・島津紫6種類。どれも鮮やかで見事な細工。迷ってしまいます…。
↓↓↓キリッと冷たい薩摩焼酎、日本酒などを注いで飲んだら、贅沢でしょうね~!!!
【楽天市場】 |
薩摩切子の職人、辻俊幸さんの限定カラー
↓↓↓珍しい、限定カラー「瑠璃アンバー」! 薩摩切子伝統の技法「ぼかし」がよくわかる逸品です!! 完全受注生産なので、届くまでお時間はかかります。
美味しい!おまけ…??
皆さん、目の保養をしていただけましたでしょうか?? 実際に薩摩切子欲しい!!と思っても、なかなかのお値段なのです。
でも、「西郷どん」が生まれた鹿児島物産には、他にもたくさんあります。鰹節も本場です!
↓↓↓こちらは、口コミを見ていただけるとわかると思いますが、皆さんに人気の削り節。日常のお食事に重宝しますよ! そのままおつまみとして食べても美味しい、本場の鰹節です! その名も「黄金の鰹節屋」です。
【楽天市場】 |