2020年、米PGAツアーのプレーオフ第2戦「BMW選手権」で首位発進。久しぶりに期待を持たせてくれた松山英樹選手。結果は、ダスティン・ジョンソン、J・ラームと首位争いして3位で終わったが、新しいドライバーやパターの投入が功を奏したかもしれない。
パターに挿したのは、LAゴルフのブラックシャフト
さすが松山英樹選手。
プレーオフ第2戦「BMW選手権」で、惜しくも勝利は逃したが3位をおさめ、初出場から7年連続となる最終戦に挑むことになった。
松山英樹選手が「BMW選手権」で投入したのが、新しいドライバーとパター。
ドライバーは、未発売のスリクソン『ZX5』ドライバーらしい。これで383ヤードのビッグドライブをみせてくれた!
『未発売モデル「ZX」シリーズから、ソール部分にウェートのプレートがひとつ確認できる1W「ZX5」を投入』!!
『黒いシャフトを挿したスコッティキャメロン』!!
新兵器でぜひ優勝を!!!#松山英樹https://t.co/hRjDIqXUil @GDO_newsより
— kenzo_ogata (@kenzo_ogata) August 28, 2020
パターは、エースパターのスコッティキャメロンのピン型パターが有名だが、今回も同じピン型パターではあるが、シャフトが違っていた!
↓↓↓プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」時の松山英樹選手。パターにかっこいいブラックシャフトを挿している!
↓↓↓そのシャフトが、LAゴルフのブラックパターシャフトOzikTP135。しかもカーボンシャフトで重さで選べる(135g、180g)ようになっており、松山英樹選手は135gを使用している模様。
関連記事:【2020松山英樹】注目のクラブセッティングは?? スリクソンZXがエースドライバーとなるのか?
↓↓↓このシャフト、すでにブライソン・デシャンボーやリッキーファウラーも使用している。
↓↓↓2020年全米オープンでも、使用している模様。シャフトには「LA GOLF」の文字が!
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楽天市場とアマゾンで探してみた‼
↓↓↓楽天市場では10月中旬から発売!ロゴが松山英樹プロと同じ!試してみる価値あり!ホワイトかブラックを選べる。
※上記店舗(ティーオリーブさん)でリシャフトしてもらう場合は、工賃+グリップ代がかかります。以前リシャフトしてもらったことありますが、仕事は丁寧でした!(行きつけのゴルフ工房がある人は、本体だけでもOK!
アマゾンにもあった!
LAゴルフのパター専用シャフトにはブラックシャフトとホワイトシャフトがあり、シャフト重量も135g、180gなど選べるようだ。
上画像でも確認できるように、デシャンボー選手は180gをチョイスしている模様。
↓↓↓エリートグリップのこのコイルは、今のクラブのシャフトに巻き付けるだけで、総重量やバランスを簡単に安く変えることができる‼ 試しながら自分に合った場所に変えていけばいいのだ!リシャフトして固定しちゃう前に試してみよう!
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なぜ、パターのシャフトを重くするのか???
通常パターシャフトの重量は110~120g程度なので、LAゴルフではカーボンシャフトなのにわざわざ重くしてバランスを取っているようだ。
ブライソン・デシャンボーが180g、松山英樹選手は135gのシャフト。
これにグリップとヘッドの重さが加わるから、当然パター全体の重さが重くなる。
シャフト重くするのは、余計な手の動きをさせないため?
通常パターヘッドの重さがあるから、それによってクラブの先におもりがある感じになり、ヘッドに仕事させようとすると自然な振り子運動になる。
だから、ちゃんとヘッドに仕事させれば、物理の法則によって正常な軌道になるし、ボールを打つ時にもスイートスポットに当てることだけ考えてればいいことになる。
じゃあ、なんでわざわざシャフトを重くして、全体が重くなることでヘッドの重さが感じられなくするのか??? 疑問がわく!
2つ理由があるように思う。
1つは、弾きがいいヘッドの場合、ヘッドの方に重心があると予想以上に加速度がついて転がりすぎてしまうなど、ボールのスピードコントロールがかえって難しくなる。
これには、実際に合点がいくところがある。パターにはいろんなものがあるけど、ヘッドによって弾きのいいものと悪いものがある。
自分もいろんなパターを作ってみてるけど、例えば、同じストロークで弾きのいいヘッドと弾きの悪いヘッドでパターを打ち比べてみると、弾きのいいヘッドは必要以上に転がって行ってしまうこともある。
だから、その場合はグリップを太くしたりして、グリップ側に重心(ウェイト)を持ってきてヘッドが利きすぎないようにバランス調整するとうまくいくようになることがある。
これをカウンターバランスという。
もう1つは、筋トレした選手ほど、あるいは特定の癖がある人ほど自然なストロークができず、手首のよけいなローテーションや動きが出てしまい、ひっかけなどして思った通りのラインにストロークできない。
デシャンボーもシャフトを180gにして全体をかなり重くしているのは、ご存じの通り、彼は筋トレによってムキムキマンになっているから、手首のよけいな動きを阻止したいからじゃないのかと思う。さらに彼は、これは前からだけど、グリップを太く(長く)していて(アームロック方式も有名)、これも余計な手首のローテーションなどを嫌っているのが分かる。
さて、皆さんもどうだろうか???
パットに難があるゴルファーは、パターシャフトを重くすることを試してみてもいいかもしれない。
この、松山英樹選手が使い始めたLAゴルフのOzik TPシャフトはまだまだ未知なので、また詳しいことが分かり次第、この記事をブラッシュアップしていくつもりなのでチェックしていてほしい…。いやまたいつになるかわからないが、待っていてほしい!!!
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