YouTubeを見ていると、つい時間を忘れて見入ってしまう動画がありませんか?
そのひとつが「ボロ車復活動画」です。探すと結構あるんですよ。例えば、
サビだらけのクルマ。
草むらに何年も放置されたクルマ。
エンジンがかからず、タイヤもパンクしたクルマ。
何十年も前のしかも名車と言われるような旧車。
ぶっちゃけ、最初は「えーっ、こんなの直るわけないだろう…??」と思いますよね。
でも動画が進むにつれて、少しずつクルマが蘇っていく!
ボコボコだったボディが真っすぐになり、色あせた塗装がピカピカになり、最後にはエンジンが目を覚ます。
気づけばこちらも夢中になっていて、エンジン始動の瞬間には思わず「おおっ!」と声が出てしまう。
クルマに詳しくない人でも見てしまうのだから不思議ですよね。
では、なぜ私たちはボロ車復活動画を最後まで見てしまうのか?
実はそこには、人間が本能的に惹かれてしまう理由が隠されているらしいのです。
車のレストア動画って何が面白いの?

そもそもレストアとは、めちゃくちゃ古かったり壊れたりしてるクルマを修理しながら元の姿に近づける作業のことです。
パンクしてることが多いからそのままでは走行できない状態の車体ですよ。これを再び公道を走れるレベルまで蘇らせる作業です。
単なる修理とは少し違います。
たとえば傷んだ部分を補修するだけでなく、
- サビを削る
- ボディを修復する
- エンジンを分解して組み直す(オーバーホール)
- 内装を張り替える
など、かなり手間のかかる作業を行って、車体の全部、外装・内装・機械部品など細部まで分解・洗浄し、場合によってはパーツを再塗装・新規作成して、できるだけクルマ全体を「新車時の輝きや性能まで取り戻す」のですよ。
だからこそ、完成したときの感動も大きいのです。

オーバーホールとは、機械製品を部品単位まで分解して清掃・点検・調整を行い、新品時と同等の性能状態に戻す作業のことだよ。
クルマのエンジン単体だけでも1万点あるとも言われているよ。
ボクたちの乗っている旅客機も、実は5,6年ごとにオーバーホールされてるんだよ。それで新品同様に復活するから、機体によっては最大30〜50年運用され続けることがあるんだ。
理由① ビフォーアフターが気持ち良すぎる
そんなレストア動画最大の魅力は、やはり変化の大きさでしょうかね。
スタート時点では、
「これもうスクラップするやつでしょ?(>_<)」
と思うような車も珍しくありません。
ところが数十分後(動画の中では)には別の車かと思うほどめちゃ綺麗になってたりします。
人間は昔からビフォーアフターが大好き!です。
大掃除動画が人気なのも、リフォーム番組が長年続いているのも同じ理由。
テレ朝系で所ジョージさんが司会をやってた「大改造!!劇的ビフォーアフター」もそうです。足掛け10年くらい続いてた?長寿番組。
汚れているものが綺麗になる。
壊れているものが直る。
その変化、ビフォーアフターを見るだけで不思議な満足感が得られるのです。
↓↓↓当サイトの絶賛!人気記事。美人整備士が廃車同然のクルマを少ない工具でよみがえらせる!チャンネル登録者数 36.6万人
理由② クルマにも「ドラマ」があるから
ボロ車復活動画を見ていると、だんだんクルマが主人公に見えてきませんか? ちょっと擬人化しちゃったりなんかして…?
何年も放置され…
誰にも見向きもされず…
サビだらけになったクルマ…。
そんな車が職人の手によって再び走り出す!(^^)!
これって映画や漫画によくある「復活の物語」と同じなんです。
人は昔から、
・逆転劇
・復活劇
・再挑戦劇
が大好きです。そう、リベンジです!

漫画で言うと、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』とか?
映画で言うと、ちと古いけど『復活の日』とか?
『復活の日』は、実は製作費が日本映画史上最高額のSF超大作映画なんだよ。
レストア動画も、実は同じ構造じゃないかな。
だから最後まで見たくなるのです。
理由③ 職人技が見ていて気持ちいい
もうひとつ大きな理由があります。
それは職人技、つまり匠の技です。
溶接をしたり、
板金をしたり、
エンジンを組み上げたり。
素人には真似できないのはもちろん、普段は見たこともないような技術が次々と出てくるから、新鮮!
特に、熟練の整備士が迷いなく作業する様子は見ていて爽快です!
最近「職人動画」が人気なのも納得ですね。
人気のYouTube動画紹介!日本人の顔負けの職人技だよ!
↓↓↓当サイトの『60年~70年代の旧車ランキング、独断と偏見ベスト15<8位~1位>』にも入ったフェアレディZを完璧なまでに再生した動画!スイス発信のチャンネル登録者数 364万人の人気YouTube動画!日本人職人も顔負けのこだわりようが見もの!スイスも時計職人の国だからな~。
https://www.jahfa.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/NISSANFAIRLADYZ.pdf
理由④ 自分も一緒に直している気分になる
それからレストア動画を見ていると、大変だな~と思うから不思議と応援したくなります。
「この次はどうする? 何やるの?」
「ここまで直したなら最後まで完成してほしい!」
「最後の姿はどんな風になるの?」
そんな気持ちになってどんどん引き込まれちゃんうんですよね。
そして。完成した瞬間には、自分が直したわけでもないのになんだか達成感を味わえちゃうんですよね。

スポーツ観戦で応援しているチームやプロゴルファーが勝ったときに嬉しくなるのと少し似ているかも?
理由⑤ 日本車が主役だから
さらに、レストア動画でよく登場するのは日本車です。しかも、旧車はいまやアメリカや欧州を中心に世界的な大ブームとなっています。
昔の日産・スカイラインやフェアレディZ、トヨタ・ランドクルーザーなどは世界中で人気があります。
日本では古い車でも、海外では宝物のように扱われていることも少なくないのですよ。
だから海外のレストア動画でも日本車が頻繁に登場するのです。
車好きなら、
「おっ、この車知ってる!」
と思わず見続けてしまいますよね。

ここで、日本政府にちょっと一言!
海外にはヒストリックカー保護制度があるんだ。なぜ、日本は自動車大国で、世界に認められる名車や技術があるのに保護政策をとらないのかな?
海外ではただの商品という扱いではなく、古い車を「歴史的な工業遺産・文化財」として保護し、手厚い優遇措置があるんだ。
例えばドイツやイギリスでは、製造から30年、40年経過し、状態が良い車は車検(MOT)や自動車税が免除されるなどして優遇される。
要するに、文化・財産として扱われるんだよ。成熟した国ならば日本もやってほしいな!
日本人が頑張った証でもあるからね。
それに、そういった貴重な財産がどんどん税制優遇のある海外に流出しちゃうんだ。残念だよね…。
なぜベトナムのレストア動画が人気なのか?
最近はベトナム発のレストア動画をよく見かけます。
その理由のひとつに、日本車がたくさん走っていることがあるかもしれません。ベトナムの乗用車市場では、日本車のシェアは現在でも非常に高く、おおよそ40~50%前後と考えられています。
レストアされる日本車も豊富です。以下のようなクルマがあります。
トヨタ ハイラックス・カローラ
三菱トラック
スズキの軽自動車
ほか
さらに、限られた設備や工具で見事に?修理してしまう(やっつけるって感じ?)技術力も魅力です。
今の日本人からすると、めちゃたくましい精神力、実行力!
視聴者からすると、
「そんな方法で直るの!?」
という驚きがあります。
だからこそ世界中で人気を集めているのでしょう。
まとめ
ボロ車復活動画が人気なのは、単なる車好き向けのコンテンツだからではありません。
そこには、
- ビフォーアフターの快感
- 復活のストーリー
- 職人技への憧れ
- 完成までの達成感
といった、人が思わず見入ってしまう要素がたくさん詰まっています。
だから私たちは、サビだらけの車が少しずつ蘇っていく様子を最後まで見届けてしまうのでしょう。
そしてエンジンがかかった瞬間、画面の向こうの整備士と一緒に小さな感動を味わっているのです!(^^)!
