「犬は序列を理解できる」は誤解? お父さんがなんで下に見られちゃうのか?

日記

日本で飼われているペットの数は、犬と猫だけで2000万匹もいるそうです。ペットは生活を豊かにしてくれます。猫に比べて、犬は家族の序列を理解しているようにも思ってましたが、実際はどうなのでしょうか?



「犬は序列を理解できる」は誤解?プロが教える真実

 

以下記事からの引用を含んでいます。

J-WAVEの番組「SUNRISE FUNRISE」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「FUTURE DESIGNERS」で、動物行動学の世界的な権威で、デンマーク政府公認の犬のスペシャリスト、ヴィベケ・リーセさんのお話です。

リーセさんは、感覚的なスピリチュアルということではなく、科学的に「RPTM」という理論を唱えていて、「人間や動物を問わず、全ての存在の相手に対して敬意を払う」ということに重きを置いているようです。

だから、犬と一緒に人生を歩む中で、犬が「ペット」という存在だけではなく、友情で結ばれている「友」でもあるため、犬が訴えるメッセージを読み取る必要があると唱えています。

~これには私も賛成!

人間の誤解1:目を大きく見開いたら威嚇

犬が目を大きく見開いていると、私たちは可愛いと思ってしまいがち。でも、実は恐怖や不安を感じていて、「放っておいて」というメッセージなのだそうです。

逆に、人間のほうが「可愛い!」と言って目を大きく見開くと、犬には威嚇しているように見えてしまって、吠えられる可能性があるとのこと。

私たちが思っている事とは、逆の場合がある事を知ることで、コミュニケーションが取りやすくなるだけでなく、人間と犬の関係に限らず、相手を理解することで世の中が良くなると、リーセさんは唱えています。

~全くその通り! 言葉面や雰囲気だけでなく、読み取る力が必要ですね。相手が犬であっても、人間であっても。

 

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人間の誤解2:犬は、違う種類の生き物は順位のつけようがない

「家では、僕が生まれる前からオスのマルチーズを飼っていました。彼は僕のことだけ下に見ていましたが、犬は序列が理解できるの?」という問いに、リーセさんが回答しました。

犬にとっては、違う種類の生き物は順位のつけようがないため、人間が犬のリーダーにならなければならないという考えも、実は間違っているそう。そうではなく犬に敬意を払うという事を、人間の子どもたちに教えていかないといけないと、訴えました。

さらに、「犬は飼い主のボディランゲージを理解しているため、飼い主が犬からのメッセージをきちんと受けとるようになれば、犬を“生涯の友”として、良い人生を歩めるようになります。さらに人間同士も理解できて、良い世界になっていくと思います」と語ったそうです。

~やはり、「同じ生き物」として敬意というか、真の愛情を注ぐべきですね。ただただ、ねこっ可愛がりということではなく…。とても愛しているよ!と撫でたりハグする時、でもいたずらしたときなどはきちんと距離をおいて威嚇する時、などボティランゲージにメリハリをつけると、犬は、ちゃんと聞き分けてくれます。逆に、悲しんでいたりすると、寄ってきて心配してくれるし、友人を楽しそうに会話していると、自分も入れてと尻尾をふって吠えてきます。犬がボディランゲージで理解している、というのはよくわかります。

犬や猫は生き物です。ぬいぐるみとは違います。同じ時を過ごしていくかけがえのない友人として、尊重しながら生きていきましょう。

来る2018年は、戌(いぬ)年です!

 

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