【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(35)】B2タイプ池田勇太のスイング(動画あり)

ゴルフ・スイング理論

池田勇太プロが2016年度JPGA賞金王を決めましたね。彼のスイングは、4スタンス理論のB2タイプですが、その「力強さ」のなせる業でしょうね。池田勇太プロ独特のB2丸出しのスイングをみてみましょう!



☚【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(34)】伸びたり縮んだり[4]

これぞB2スイング! 池田勇太プロ

池田勇太プロのスイングは、4スタンス理論のB2タイプです。これぞB2スイングと言えるものだと思います。

良く言えば「個性的」、悪く言えば「チンピラ風」…?彼が憧れたのが、同じB2タイプのジャンボ尾崎。確かにチンピラ風の様子があります…?

でもそれはB2タイプ(4スタンス理論)の「力強さ」のなせる業です。彼のB2丸出しのスイングを少々覗いてみましょう。

↓↓↓【YouTube動画】ゴルフ 池田勇太のスイング大解剖・ スローモーションだから分かり易い!

 

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B2タイプは懐(ふところ)をとれ!

上のYouTube動画は、池田勇太プロの後ろからみたアドレスです。彼は、4スタンス理論のB2タイプと言われています。私も、同じB2タイプです!

これでわかる特徴は、「ふところ」が広いことです。4スタンス理論のB2タイプのゴルファーにとってこれは大事なことです。

懐(ふところ)とは、身体と腕の間の空間と言ったらいいですかね。だから懐が広いスイングとかよく言います。その方が窮屈でなくて、腕が振りやすいというメリットがあります。

 

だけどゴルフレッスンで、アドレスでは「ボールの近くに立て」と言われ続けてきた私は、特にスランプに陥ったとき、決まってボールの近くに立っていました。板についてしまってたんですね。

だから、逆に懐を広くする、懐をつくるのが大変で、わざとオーバーに離れて立って調整するのですが、今度はやり過ぎてシャンクになることすらあります。

シャンクと言っても、離れすぎているからフェースの先にあたってしまうのです。これがアイアンの場合は「ペシャッ」と情けない音で、気落ちしたものです(>_<)。

でも、4スタンス理論ゴルフに出会ってから、B2タイプにとっては「胸をボールに正対させる」イメージを取れば良いのを知りました。それからは、自然とボールに近づきすぎることはなくなり、懐を広くできるようになりました。

そして、バックスイングに入るとヘッドが前に出ます。と言うより感じがするだけで、実際は「まっすぐ後ろに引けている」のでしょう。そういえば、「30cmはまっすぐ引け」とバックスイングについてゴルフレッスンで教わったのは50年ほど前でした。それから20年以上前にタイガーが出てきたころには、「自然に上げて同じラインをダウンスイングでも通る」のが良いとされました。

 

さて、池田勇太選手のスイングの話に戻ります。

バックスイングから、トップでレードオフのようにヘッドが8の字を画いて、中に入ってインサイドから下りてきます。

これは50年前に聞いた、多くのプロの言葉です。青木功JGTO会長のスイングも8の字を画いています。これを「パーシモン時代のスイング」と解説するプロもいました。

パーシモンって言っても、最近の若いゴルファーには通じないのでしょうね。簡単に言うと、ドライバーヘッドの材質がパーシモンだった時代のことです。パーシモンは、柿の木のことです。

確かに、最近の重心距離の長くなったヘッドで、この8の字スイングは再現性が悪いであろうと感じるのですが、池田勇太プロの戦績は「あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)」を正当性を証明していますね。

↓↓↓【YouTube動画】池田勇太スイング動画 ドライバーショット 正面アングル

 

B2タイプのスイングは打っておしまい

上動画の池田プロのスイングを正面から見ると、まずスタンスが広いようです。

そして、バックスイングで右足に体重を十分に乗せ、左に体重移動しながらダウンスイングに入ります。インパクトして、その後はヘッドの動きに任せているだけで、本人のスイングとしてはインパクトしておしまいでしょう。

手首が返り腕が止まっていることが窺えます。フォローを意識していないスイングです。逆Cの字になり、右ひざを押し込むように曲げてフィニッシュです。明らかなB2タイプで、迷いのないことが分かります。

(ん~、でも動画を最近入れ替えたのですが、最近の池田勇太プロのスイングは昔に比べて変化してますね…。身体が硬くなってきたのかな~…???。)

でも、この「わが道を行く」姿勢が感じられる方が、大成するようです。松山英樹プロもそうですよね!(^^)!

 

わが道を行け

一方で、石川遼プロが周りの選手の良いところを吸収しようとし過ぎているのが気になります。松山英樹プロのように「自分のゴルフ」を追求するべきです。

誰か遼ちゃんに「4スタンス理論ゴルフ」を教えてあげてください。自分のタイプを守ることです。それには「去勢するのではなく、他のタイプの動きをそぎ落とすこと」と4スタンス理論ゴルフでは提唱しています。あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(36)】押したり引いたり[1]

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