【あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(38)】ヘッドスピードが重心ポイントで3m/s差

ゴルフ・スイング理論

昔から「両腕と肩で作った三角形を崩さずスイングしろ」と言われて、ボディーターン打法のセオリーとされてきました。確かに手打ちで三角形を崩すとミート率が落ちることを実感します。しかし、タイプによってその三角形を作るときに意識する重心ポイントが違ってくるようです。

重心のポイントを変えるだけでヘッドスピードで3m/sほどの違いが得られるので、必死で追いかける価値がありそうです。

【あ・うんのゴルフ(4スタンス理論)を解釈する(37)】押したり引いたり[2]


重心のポイント

「重心のポイントを土踏まずにおけ」と習った人も多いことでしょう。しかし、土踏まずの前の方に置く人と、後ろの方に置いている人とが、プロのアドレスを見ているといます。自分でも重心のポイントを前に置いて打ってみたり、比較的後ろに置いていてみたりするのですが、「あ・うんのゴルフ4スタンス理論」でB2の私では後ろ気味に置いている方が動きやすいのが分ります。「振ってやろう」「飛ばしてやろう」と考えているときは、無意識に重心のポイントは後ろ気味になっていることに気付くことがあります。ドライバーのヘッドスピードを測りながら、重心のポイントを変えてみると明らかに私の場合は後ろ気味にした時にヘッドスピードは上がります。「力が入る」と言うべきか「自然に力まずに力が入る」ような感触です。


しかし、自然に腕が振れるようになりヘッドスピードが上がるのですが、慣れないせいかミート率が下がります。長年の作り込みで重心のポイント前体重の癖がしみ込んでいるのでしょう。「あ・うんのゴルフ4スタンス理論」では「Aタイプは前側に、Bタイプは後ろ側に」重心ポイントを置いた場合にパフォーマンスが上がるとしています。

私の場合、重心のポイントを前に置いたときはヘッドスピードは42~43m/s程度なのですが、後ろに置いている場合には3m/s差の45~46m/sを65歳ぐらいまでは出すことが出来ました。しかし、ミート率が半分以下まで下がってしまいます。ドライバーで7/10ぐらいの確立でまずまず成功できる時に、2/10ぐらいまで落ちてしまうのです。我々の練習量では「慣れないから」とするしかないのですが、何とかできれば大変な成果を手に入れることが出来ます。「あ・うんのゴルフ4スタンス理論」の教えの「重心のポイント」を変えるだけで10歳若返ることが出来るのです。

重心が集まる三角形の位置

あ・うんのゴルフ4スタンス理論では、Aタイプでは「みぞおちとひざ」に重心が集まり、Bタイプでは「首の付け根と骨盤」に重心が集まるようです。このポイントを安定させることでミート率が上がる・・・

あ・うんのゴルフ4スタンス理論を解釈する(39)】三角形の位置で3m/s差

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