【おすすめ 夏用マスク4種 !!!】ゴルフにも!日本の織物・生地使用で通気性・調湿性・抗菌性にすぐれたマスクご紹介!

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マスクすることが「新しい生活様式」「new normal」になってきました。けれど、暑い夏に不織布のマスクでは通気性も悪く、口元に息が水滴になってたまったり、それが汗と一緒になってぐちゃぐちゃになったりで快適ではありませんね。そこで、注目を浴びるようになった夏用マスク。当サイトでは日本の伝統工芸を、そして産地を応援するため、日本の織物・生地を使った夏用マスクをご紹介していきます。



涼しい近江麻の抗菌マスク(滋賀県)

↓↓↓表面は麻(リネン)、中面は麻わたでできています、麻わたは、抗菌性、吸湿性、放温性があり、夏用マスクにおすすめ。もちろん洗濯もできます。(★4つ)夏の暑い時には最適です! 口コミに応じて改良されているのにも好感が持てます!

※職人さんが1枚1枚丁寧に縫製作業を行っているため、販売中止になっている場合があります。欲しい方は早めにご注文を!

近江とは、現在の滋賀県です。滋賀県と言えば、日本一大きな湖で有名な琵琶湖があります。

「近江麻」は、そんな琵琶湖の東岸にある湖東で作られています

琵琶湖の湖面からの湿潤な空気(霧)と、鈴鹿山系から流れる愛知川の美しい水で、非常に高温多湿な内陸性の気候で、麻の製織・加工に欠かせない高い湿度と美しい水に恵まれており、麻織物の産地として大きく発展したのです。

昭和52年(1977年)には、絣と生平きびら( 手績糸てうみいとを使い地機じばたで織られた生地)は「近江上布」と言われ、国の伝統的工芸品に指定されています。(もっと知りたい方は⇒近江麻について

↓↓↓こちらは、その近江上布の伝統柄の枕カバー。やはり職人さんが丁寧に縫製しています。3色から選べます。

 

紀州の希少な熊野番茶・銅媒染で染めた抗菌マスク(和歌山県・熊野)

↓↓↓紀州伝統の希少な熊野番茶を丁寧に煮出し 1枚1枚 銅媒染で染め上げた 手づくりのマスク。熊野ブランド認定商品。夏バージョンはリネン(麻)55%で通気性・抗菌性があり、夏マスクにおすすめ。さらに抗菌性が高い銅で媒染しています。(★4.86)

番茶とは、食事の後に出てくる茶色いお茶で、とても香ばしいお茶ですね。

一般的には、緑のお茶とは違う茶葉(例えば、新芽でなく硬化が進んだ茶葉など)を原料にしているらしいのですが、紀州・和歌山の番茶はそうではなく新芽からできているそうで、とても珍しいものなのだそう。(もっと知りたい方は⇒熊野番茶について

それから、上記と同じ『布や熊野 楽天市場店』さんのおしゃれなスカーフもご紹介!(^^ マスクと同じ製法のようで、銅で媒染しているため、夏でも抗菌性に優れていると思います。また、口コミにもありますが、銅は伝導性も良いらしく、首に巻いて肩こり予防などにも効果がありそうです。

↓↓↓珍しい「銅媒染」で染め上げたスカーフは、ご友人との話の種にも良いですね^^)。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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カバン職人がつくる!有松絞りの冷感マスク(愛知県)

↓↓↓なんとこれ、カバン職人が作ってます!汗などの水分を吸収する際に熱を奪う性質を持つキシリトールと化粧品に多用されている天然成分を繊維に適用し、愛知・有松地方の『有松絞り』のガーゼを使用。

普段はバッグなどを製造していますがコロナの影響で職人の手が空いておりますので、このたびマスクを製作いたしました。普段かばんを作っている職人がひとつひとつ丁寧に手作りをしています。(楽天市場より引用)

ということで、ぜひ応援したいですね!

「有松絞り」の始まりは江戸時代、徳川家康が江戸に幕府を開いてまもない慶長13年1608年。

尾張藩が有松絞りを藩の特産品として保護したことにより、旅人が故郷へのお土産に買い求めて、街道一の名産品となりました。

あまりに有名になったため、歌川広重の東海道五拾三次には、『鳴海 名物有松絞』として描かれています。(もっと知りたい方は⇒有松絞りの歴史

↓↓↓その『鳴海 名物有松絞』の絵がこれ。今ではジグソーパズルにまでなっています!!!

 

京都新聞に掲載され話題の、美濃和紙のマスク(岐阜県)

↓↓↓綿100%のマスクに比べ、美濃和紙のマスクは湿度が25%ほど軽減されるそうです。通気性に優れ、調質効果があり、速乾性、軽量、紫外線カットもあり、夏用マスクにおすすめ。大きさ(S/M/L)も選べます。(★4.27)

美濃和紙の紀元はかなり古く、天平9年(737年)でおよそ1300年前です。奈良時代の「正倉院文書」の戸籍用紙が美濃和紙であったことが分かっています。

美濃和紙の中でも、重要無形文化財指定の決まった材料、決まった道具を使って認められた一部の職人が漉いた和紙のみを「本美濃紙」と呼んでいます。本美濃紙は昭和44年に国の重要文化財に指定されています。

石油化学製品があふれている今、無くなりつつある日本伝統の和紙文化をぜひ残していきたいです。

美濃和紙の産地、美濃町と呼ばれていたうだつの町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。(もっと知りたい方は⇒美濃和紙について

 

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いかがでしたでしょうか?

まだまだ、日本伝統小野織物・生地でできたマスクは他にもありそうです。日本の底力はまだあると感じます。

筆者も、日本の記事でマスクを手作りしてもらい装着していますが、不織布ポリエステルのマスクよりとても快適です。ゴルフなどスポーツをしていても楽です。

皆さんも、ぜひ布マスクを使用するのであれば、日本の伝統工芸を応援する意味で、ぜひぜひ日本の織物・生地のマスクをつけていただきたいと思います。

随時、増やしていきたいと思います。

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