【たまに集客の達人[イベント1]】オリンピックと経済効果[1]

集客の達人(経営)

オリンピックのための競技場建設について「予算の削減」が進められようとしており、競技団体は反対しています。「都民ファースト」「アスリートファースト」「レガシー」「レジェンド」など「流行語大賞」を狙った小池都知事のパフォーマンスも目立ちますが、余り英語を多用する昨今の癖は、日本語として通じないものもあり、日本語は日本語で堂々と使ってほしいものです。

オリンピックは人類最大のイベントですので、今回は、「集客」の観点から「イベント」の本質について見ておきます。

イベントの本質

イベントは日常資金の枠を外して、大きな経済活動を誘発します。その効果で、その後の経済活動の規模を活性化していこうとするものです。

皆さんのご商売でもイベントを行っているはずです。でも回収しきれないほど資金が必要です。大概は「大赤字」で終わってしまいます。始末が悪いのは一時的に、設備も拡大しなければならないため、イベントのための設備がその後利用できずに無駄になります。イベントの一時的集客による利益では回収しきれないのです。

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ではなぜ広告活動としてイベントが企画されるのでしょうか? 当たり前ですがイベント業者が儲かるからです。また、時には成功して、その後利益が出るからです。これは広告の本質を理解していない業者が多く、企画や広告媒体資料作成などの専門家が、市場をとらえるノウハウなしに活動しているからです。

これは、会計士が必ずしも経営ノウハウを知らないで、経営出来ると勘違いするのと似ています

イベントは広告効果はあるにしても売り上げに結びつくものではないと考えておくべきです。ではなぜイベントなど行うのか?

イベントは単独では役に立たない

イベントを企画するとき、イベントを運営構成する専門家だけでなく、その前段階とイベント後の方策のを立案出来る専門家を加えるべきなのです。いえむしろ全体を総合する立場の経営者が主体となって進めることが必要です・・・・

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