【アコーディア・ゴルフのEasy Golf(3)】歓迎すべき方向性

アコーディア・ゴルフ

「Easy Golf」まともな方向性ですね! 数年前、関東地方のレッスンプロたちとこの方向性をアコーディア・ゴルフに提案しようとしていました。残念でしたが、その当時はプロはAG経営陣のプロとのお付き合いのレベルで契約が成り立っており、中期事業計画の通り、ゴルフ市場に向かっていなかったので提案しても無駄と結論しました。

☚【アコーディア・ゴルフのEasy Golf(2)】歓迎すべき方向性


ゴルフを始めるきっかけの提案がない

現在の計画はよく考えたのでしょうが、在来の広告代理店などの先導なのでしょう。「市場の掘り起し」には絶対的にパワー不足です。市場に向き合った経験がないのでしょう。

これまでゴルフに関心のなかった人に始めてもらうには、イベントに参加する人数、つまり集客力で圧倒的にパワー不足なのです。全くの関心なかった人を動かすには、「ライフスタイル」を変えてもらわねばなりません。これはゴルフイベントだけでは難しいのです。

国民の生活スタイルを変えさせるのですから、例えば「USJで遊んでいた人にゴルフを始めさせる」ことを想像してください。どのような変化が必要かがわかります。「ライフスタイルに提案」して、浸透させるシステム作りが必要なのです。そのためすぐさまゴルフ場の業績にはならず、むしろ負担にさえなるかもしれません。そこで所属プロに活躍してもらうチャンスでもあり、プロの有効な仕事を作り出すことにもなることが救いです。

このような試みを片手間で成功できるわけがないのです。国民のライフスタイルを簡単に替えられると思うのが間違いです。

これからのゴルフ場の「集客拠点は練習場」

三河の記事を読んでくださり受け入れてくださるようですから戦略的な展開方法を記しておきます。これからの「ゴルフ場の集客拠点は練習場」つまり日常生活の場に入り込むことです。これからのゴルフ場の集客は、全国で住居の近くの練習場が拠点となるようにもっていくと、ゴルフ市場を活性化できるのです。

これまでのように練習場でゴルフ場の案内をする程度のようでは、全く市場は動きません。地域の住民のライフスタイルの中に取り込まれるように、あらゆる角度から住民のライフスタイルにアプローチするのです。「今でもやっているよ!」と考えているのなら「とんでもない怠慢」です。

それが出来るのはAGとPGMだけです。ゴルフ市場の活性化を模索するので、私はAG・PGMの合併に賛同したのです。地域での成功する技術開発が必要ですので、全国に広げる前に小規模で実験するべきです。

市場を作り上げることの意味

数年前物販のセミナーの依頼があったとき、考えていたのはこの動きにつなげることでした。「地域のゴルファーを根こそぎ掘り起こす」・・・

【アコーディア・ゴルフのEasy Golf(4)】歓迎すべき方向性➡

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