【インプレッサ・カーオブザイヤー(2)】威力あり!グローバル・プラットフォーム

スバル

写真出典:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/safety/safety1.html

今年の日本カー・オブ・ザイヤーはスバル・インプレッサ・スポーツ/G4が受賞です。

受賞理由

(1)衝撃吸収・横揺れなどを抑える車台による走行性能の向上。

(2)歩行者保護エアバッグ標準装備。

などとなっています。

☚【インプレッサ・カーオブザイヤー(1)】威力あり!グローバル・プラットホーム

商品価値の表現

■プリウスの場合

剛性が低いボディーではサスペンションの動きとは別に、ボディーがねじれたりすることで、乗り心地が損なわれます。扁平率50%以下の超扁平タイヤを取り付けたプリウスを試乗したのですが、「お尻が踊る」ような動きがあります。たぶんタイヤで細かい衝撃を吸収できずにボディーを突き上げているのでしょう。ボディーのねじれは、ダンパーのないバネですので、細かく振動していつまでも収まらないのです。そのため後輪が踊るような感じを受けるのでしょう。55%の扁平タイヤに返ると収まっています。これは残念ですが「プリウスのボディーは剛性が不足している」と感じます。セダンですので無理に足回りを固めても、ボディーまでは強化できません。

■ジャガーの場合

一昔前、ジャガーのロングボディーに乗っていたのですが、ロングボディーで後席の乗り心地が優先された仕様でした。しかし、後席は、はなはだ乗り心地が悪いとしか言いようがなかったのです。それは本革製のシートが滑りやすく、電動リクライニングが出来るのでシートバックを倒すと、余計滑って前に出てしまうことにもよるのですが、ボディーのねじれが不快な乗り心地と操縦性のあいまいさを作り出していました。そのボディーを強化したエンジンを積み、サスペンションを固めたスポーツタイプがあったのですが、これは不評を買っていたようです。「ボディー剛性を固めないでサスペンショうンだけを固めて、スポーツ走行は出来ない」と専門家にさんざんでした。これを「エンジンよりシャーシが遅い」と表現します。

■インプレッサの場合

スバルは新しい「スバル・グローバル・プラットホーム」で、「シャーシがエンジンより早い」ことを目指しています・・・・

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