【カールビンソン・まだインドネシア沖?】トランプ流フェイクか?[1]

トランプ・アメリカ大統領

4月15日には北朝鮮近海に展開すると伝えられてきた原子力空母カールビンソンが、いまだにインドネシア沖にいるとの情報や、インド洋に向かったなどとした情報まで飛び交い、「トランプ流フェイク」かと思わせるほど、納得できない情報です。

【アメリカは北朝鮮を攻撃できない?】

➡【トランプ大統領にとっての武力攻撃(1)】空母打撃群


アメリカ軍は戦時展開?

そもそも現在のアメリカ軍は臨戦態勢にあるのか?と疑問になります。そこで、まずアメリカ軍の極東地域の戦力を見ておく必要があるでしょう。


アフガニスタン侵攻の時、アメリカ軍は空母4隻~5隻を運用しています。それに比較すると、2~3隻を派遣する情勢では、かなり戦力不足と見えます。しかし、北朝鮮近郊では在韓米軍基地、在日米軍基地があります。つまり攻撃については空母を必要としていないことが考えられます。

三沢・岩国・嘉手納・厚木に実践配備された戦闘攻撃機がおおよそ120機ほどが配備されており、弾薬なども備蓄されています。ベトナム戦争の時には日本の基地から弾薬が送られており、アフガニスタン侵攻の体制とは大きく違っています。

その他、在韓米軍の攻撃機も最低100機は考えられるので、これら基地配備の攻撃機は当然ながら、常に臨戦態勢にあると見られます。すると航空母艦4~5隻分の攻撃能力があると考えられます。さらに第7艦隊の巡洋艦・駆逐艦・潜水艦などの巡航ミサイル500発ほどを加えると北朝鮮に対して第1撃としては十分とみられるのでしょうか・?

第2撃としてはグァム島の戦略空軍を加えることが出来るので、相当の戦力がすでに展開していると考えられます。しかし北朝鮮の反撃を防ぐのに十分であるのか?これが問題です。

B29・神風特別攻撃隊と比較すると?

■B29と比較

空母搭載F/A-18戦闘攻撃機1機分の爆弾搭載量はどの程度か? おおよそB29爆撃機1.5機分に相当・・・・

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