アコーディア・ゴルフ(AG)の社員には、他のセミナーのついででしたが、スロープレーについて、データで検証する方法を示しておきました。MBKパートナーズのこれから改善に臨むキーポイントになる項目です。
「株式会社アコーディア・ゴルフ株券等(証券コード:2131)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせ」の中で田代裕子AG社長は次のように語っています。
引用出典:http://www.accordiagolf.co.jp/pdf/161129-1.pdf
❝コース混雑の緩和に向けた最新のカートの導入、 混雑の科学的な原因分析及びコース改造等の施策の実施❞
☚【ゴルフのスロープレーについて解決編(2)】
☚【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】
「詰め込み過ぎ」と「スロープレー」を分けて捉える
(1)「詰め込み過ぎ」については「自覚」があるはずですので、ハーフ2時間10分で計算しないことです。これを「2時間30分」にして入れられる組数を計算することです。この時間は各コースで違ってきますので、覚悟がいります。なぜかと言えば「決めたのならお客様に守っていただかねばならない」からです。コースごとに決めるとき、待ち行列の手法が必要になるコースが出るかもしれません。でも99%必要はないはずです。
そして組数が減れば売り上げが減りますのでプレーフィーを上げることを考えます。
すると、CSが上がらないと客数が減ってしまうことになり、売り上げが落ちてしまいます。そこでCSを上げる方策を進めなければならないことが分かるはずです。それはプレーフィーだけでなく食事や物販など総合計して売り上げを確保する必要が理解できるはずです。
(2)スロープレーは2時間30分にしても出てくるはずです。
ムリなプレー時間2時間10分を設定していては無理は無理ですので、トラブルに発展する可能性もあります。しかし、2時間30分で設定して、何をすれば「すべての組が収まるのか?」を考えます。
この作業の時にコースの改造を行うか否か?どのような改造が望ましいのか?などが検討される場面です。
この優先順位を間違えるとゴルフそのものを壊してしまうなどのことが起こります。「魚の骨(特性要因図)」で検討を繰り返す段階で掴んでおくことです。しかし、不必要な計算は行わないことは仕事の能力の大事な部分です。
その先に「プレーフィーを上げる」道筋が見えてきます。
「結果よりも経過が大事」を理解せよ!
この時点で1次期「売り上げを落とす覚悟」が必要です。そこで「方針管理」のやり方で「売り上げが回復して、現在よりも伸びていくストーリー」を示します。この手順を踏むには「結果でなく経緯が大切」であることが・・・・
【ゴルフのスロープレーについて(1)】➽
MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)➽
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】➽
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収について(1)】➽