【ゴルフのスロープレーについて解決編(9)】MBKパートナーズの狙い

アコーディア・ゴルフ

アコーディア・ゴルフ(AG)の社員には、他のセミナーのついででしたが、スロープレーについて、データで検証する方法を示しておきました。MBKパートナーズのこれから改善に臨むキーポイントになる項目です。

株式会社アコーディア・ゴルフ株券等(証券コード:2131)に対する 公開買付けの開始に関するお知らせの中で田代裕子AG社長は次のように語っています。

引用出典:http://www.accordiagolf.co.jp/pdf/161129-1.pdf

❝コース混雑の緩和に向けた最新のカートの導入、 混雑の科学的な原因分析及びコース改造等の施策の実施❞

☚【ゴルフのスロープレーについて解決編(8)】
【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】



「良い車を創ろうよ」・「良いゴルフを創ろうよ」

「良い車を創ろうよ」とは、豊田章夫社長の掲げる現在のトヨタのスローガンです。なんとも当たり前でインパクトのないスローガンと感じている人、いや、ほとんど意識もせず見過ごしている言葉ですが、この言葉の持つ「苦しさ」「実現の難しさ」など、私には「息苦しくなる」言葉です。アコーディア・ゴルフの田代社長がこれと同じ言葉を発しているのは、とても気の毒なくらいに響いています。

「トヨタが現在の世界的地位を維持発展させることを考えて、何を社員に訴えたらよいのか?」と考えたとき、TNGAの持つ重さは「悲鳴にも近い」思いです。

住宅街にもならず地価が上がらない土地を、ゴルフ場に開発して「会員権」として「金にしてきた」マネーゲームの始まりのような「土地ころがし」が、ゴルフ場経営の始まりです。そこには「権威主義」はあっても「マナーの低い経営意識」が基本でした。

「良いゴルフを創ろうよ」と考えることを、アコーディア・ゴルフ、PGMを始めゴルフ関係者に以前から呼びかけてきました。

MBKパートナーズがアコーディア・ゴルフを買収し、「品質向上」を目指すと言っているのですから、「良いゴルフを創ろう」と言っていることになります。トヨタと同じ目標を掲げたのであり、その重さを実感してほしいものです。

もっと技術的な詳細を書いておきたいので続けますが、「良いゴルフを創ろう」と考えたときに有効になるのが技術です。

スロープレーの原因と対策

これは、単純に「時間内にプレーする気がない」のです。さらに「①わざと②知らない③体調・気分など④及ばない」で区分すれば対策が取れます・・・・・

【ゴルフのスロープレーについて解決編(10)】➡

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 【ゴルフのスロープレーについて(1)】
MBKパートナーズとアコーディア・ゴルフのコラボ(1)
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収・実践編(1)】
【アコーディア・ゴルフのMBKパートナーズによる買収について(1)】