【ゴルフのスロープレーについて(3)】

アコーディア・ゴルフ

一時ほどではなくなりましたが、スロープレーや昼休みの長さが批判を浴びていました。「スロープレー」と「詰め込み過ぎ」の両面があるのですが、この問題を解決する糸口を考えていきましょう。

☚【ゴルフのスロープレーについて(2)

ゴルフは極めて自己責任の世界

コースデビューを目指して、練習場やショートコース、河川敷のパブリックコースで、セルフで2サムでのプレーで練習していました。それもロストボールをたくさん持って、ミスするとボールを捨てながらのプレーでした。そして迎えた私の本格的初ラウンドが、親父の病気のため代役でいきなり、銀行主催のコンペに出たのですが、ちょうど102で回ってほっとしたのを覚えています。

現在では4人合計でハンディキャップ120以上と思われる組は、ざらにラウンドしています。そのためスロープレーは当たり前になっています。だいたい、打数が多くても急いでいる人を見かけません。グリーンでもラインを読む真似事が多すぎます。トーナメントグリーンと違って、読んでも無駄なグリーンが多いのです。グリーンに近づいていく段階で、全体の傾斜、水の流れ、風の向き、大きなアンジュレーションなどを見定めてしまいます。パートナーがパッティングしているときは、参考にしながら自分のラインを読んでしまいます。だいたい自分のルーティンを練習で作り上げる段階で、プレーの進行を考えながら作り上げてゆきます。

極めて自己責任で成り立ってきたゴルフのマナーですが、現状ではセルフで2時間15分は幻の目標値で、無視されてしまいます。

セルフプレーの問題点として根本的なところは、ゴルフ歴ではなく「マナーとプレー技術」の意味で、初心者が多すぎるのです。しかし、意図しているのではなくマナーの悪い初心者を受け入れなければ、ゴルフ産業が成り立たないところまで来ています。ではどうしたらよいのでしょうか・・?

【ゴルフのスロープレーについて解決編(1)】