ゴールデンクロスカントリークラブ、知恵の輪サイトの見立て
予約サイトの口コミ評価から見えるもの
個別の口コミは、かなりいい加減と言いましょうか、評価の基準がなく単なる印象論で、景観が良い、接客が良いなど気に入ったことがあると、良い評価となるようです。一方、トラブルに近い問題がある場合、あまりストレートには書かないのが最近の傾向のようです。「苦情」を言うと「いじめ」に合うのでしょうか? 仲間内の力関係で評価基準を持たない習慣がついているようです。
このコースは設計上、景観が素晴らしいようです。そのために評価も上がっているのは狙い通りですね。平日でも渋滞するのは、コース設計の狙いなのでしょう。初心者には評価出来ないようで、難易度が案外低く評価されています。面白い設計を見てみたいコースです。
管理不十分
しかし、進行がハーフ3時間とは、どこかでスロープレーが起きているのであり、マーシャルなどの対応処置を考えるべき状態でしょう。また、細かいことで管理ミスが多いことが分かります。接客もスタッフが訓練された様子がなく、管理不十分であることが見て取れます。
「スタッフの挨拶がない」などは、支配人の姿勢が見えて困ったことです。教育をするのが通常ですが、計画的な教育をしていないのでしょう。バブル期のゴルフ場ではスタッフがあいさつしないなどは普通で、キャディマスター室には嫌味さえ言われることが、多々ありました。
しかし、現在ゴルフ市場は「殿様商売」を許されない情勢であり、これでは努力しているゴルフ場に競争で負けてしまいます。
全体に、客商売の体裁が整っていない様子です。
管理手法について例を挙げると…
口コミにあるように、ピンポディションの表示で「8番グリーンのピン表示がセンターからマイナス6とありながら、奥に切ってあった」とありますが、これは「ケアレスミス」とも取れるミスで、「気を付けます」で済まされてしまう内容をなくすのは大変難しいことです。18ホールの1ゴルフ場であれば、支配人がしっかりすればかなり防げます。それでもこの手のミスは、起きてしまうのです。
それをなくすには「組織運用」で工夫していくのですが、これを理解しているゴルフ場関係者とは、現在までには私は出会っていません。製造業などでは、かなり小さな規模でもコントロールする概念を持っているのですが、サービス業・物流などでは、かなりの規模の企業でも組織管理する概念を知らないことがあります。コマツやトヨタなど巨大メーカーでも営業分野では、かなりの抜けがあり、接客現場で組織管理を理解するのは難しいようです。
この例にあるようなミスは、作業員のモチベーションから作り上げなければなりませんので、人事管理から整える必要があります。このレベルのミスを一切なくすのは大変です。
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業種によるクセ
あまり言いたくはありませんが、業種によるクセが接客業では歴然と表面化します。不動産業・建設業の接客態度も同様で、ゴルフ場ではバブル期にこの関係業界からの参入が多く、ゴルフ場業界のクセはやはり「接客商売」とは言えません。
このコースのオーナーは「接客商売」とはかけ離れた業種ですので、サービス業の常識が欠けているのが、口コミ評価のコメントからもうかがえます。
管理技術については別途記事にします。
参考までにアコーディア・ゴルフの記事を読んでみてください。
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【ゴールデンクロスカントリークラブ】インターから近くエバーグリーンで人気のゴルフ場!(3)➡
【ゴルフ場のご紹介~圏央道・市原鶴舞IC付近(東南側)】
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