【トランプアメリカ大統領の政策を支持】アメリカ国民にとっての正義[1]

トランプ・アメリカ大統領

World  2017年 02月 1日 15:16 JST
http://jp.reuters.com/article/usimmigration-survery-idJPKBN15G33Z
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アメリカ国民はトランプアメリカ大統領の入国制限の処置を支持していると受け取れます。支持49%反対41%です。自由の国アメリカで人権侵害とも受け取れる処置が支持されるのです。確かにこれまでも必ずしもアメリカ世論は理知的であるとは言えませんでしたが、「自由の女神」は、こちらの思い込みであることを思い知らされます。

危険な認識

確かに格差は日本社会からでは理解できないほどであり、移民の受け止め方も自身の生活を脅かされている実感を日本人は理解できないことでしょう。そのなかで「格差の犯人は移民と外国」との認識がまかり通ているのは不思議なことです。

「なぜトランプ政権の人々は莫大な資産を稼ぎ出せたのか?」 それを「能力の差」と受け止めるのが「自由競争の原則」でした。しかし人間の能力に、それほどの差があろうはずはなく、本来は資本主義のシステムを疑うべきなのですが、それが出来ずに「移民が悪い」「外国が悪い」と言われると溜飲が下がるのでしょう。「トランプの言動はひどい。でも何かしなければ・・」とした鬱積した気持ちが蔓延しているのでしょう。

本来はトランプ政権の閣僚のように富を得た人々に、その配分の不公正さを訴えるべきでしょうが、アメリカ国民は気付いていないのでしょうか? それとも「理屈はともかく、破壊したい。現状を変えたい」と感じているのでしょうか。

しかし、何度も言いますが、行き詰った政権はその不満を外部に求めることで、不満を解消させているのです。政権維持のためにです。今回の場合では現体制、つまり新資本主義を肯定する社会制度を続けるためです。それは戦争に至るメカニズムであり、大変な危機的状況であることは歴史が証明しています。

日本も、かつて大陸に進出していったときには「全体主義」に傾いていきましたが、ドイツもまた極端な全体主義になっていきました。


アメリカは自浄作用が働くのか?

アメリカ国民が「自由・平等・平和」の理想を下すのであれば、トランプ政権は何を目指しているのかを示さねばなりませんが、実態は「何もない」・・・・

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