【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(10)】キッシンジャー氏の影

トランプ・アメリカ大統領

ゴルフ会談が大きな意味を今回は持っていたことは確実です。その意味は「2人だけの時間」が長かったことです。仮にトランプ大統領に「アスペルガー症候群による自己愛性人格障害」がみられるとすると、あの歓待は「演技性人格障害」の表れと見ることが出来ます。

すると2人での人間関係に関してはトランプ大統領は「得意」とするところで、2人の間では「演技」して相手に合わせてきます。それで懐柔して自分のペースに持ち込むことが得意なのです。

朝日新聞 DIGITAL
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日米首脳会談

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【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(5)】演技性人格障害


キッシンジャー氏の影

先日、キッシンジャー元大統領補佐官が中国の招待を受けて訪問したことが知れれています。トランプ政権内部にキッシンジャー氏の秘書官が入ったことも報じられています。このことが中国と日本の外交に関してのトランプ政権のスタンスに大きく影響していることは間違いのないところです。それがトランプ大統領の発言にも色濃く反映されてきていると感じます。


キッシンジャー氏は中国との外交関係に対してアメリカだけでなく日本に大きな影響を与えて、田名角栄元首相の日中国交正常化に進ませたと考えられています。もちろん米中国交正常化を成し遂げた人物で、中国はこのような「先人」を父のようにとらえて尊重する文化があり、今回のキッシンジャー氏を通じた中国政府に対するアドバイスが、現在のトランプ政権のアジア外交関係を作り上げていると考えるべきでしょう。

これからNATOのとらえ方やEUの関係でもキッシンジャー氏のアドバイスは極めて強いと考えると、これまでの「トランプ節」が制御されて、ロシア・プーチン大統領との関係が微妙になってくるでしょう。稚拙なトランプ節が実際の外交交渉ではこれまでのスタンスに戻り、バランスと安定が図られてくるかもしれません。

日本の安倍首相も現状のトランプ政権の外交政策に深く影響を及ぼす立場になったと考えてよく、各国首脳との橋渡し的な役割を得手と考えられるのです。特に東アジア各国にとって中国とアメリカとのはざまで生きていかなければならないのは、日本と同じ立場です。日本の安倍首相に頼る場面が多くなると考えられます。

トランプ親分に安倍子分

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