【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(6)】一つの中国

トランプ・アメリカ大統領

ゴルフ会談が大きな意味を今回は持っていたことは確実です。その意味は「2人だけの時間」が長かったことです。仮にトランプ大統領に「アスペルガー症候群による自己愛性人格障害」がみられるとすると、あの歓待は「演技性人格障害」の表れと見ることが出来ます。

すると2人での人間関係に関してはトランプ大統領は「得意」とするところで、2人の間では「演技」して相手に合わせてきます。それで懐柔して自分のペースに持ち込むことが得意なのです。

朝日新聞 DIGITAL
http://www.asahi.com/topics/word/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87.html
日米首脳会談

➡【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(5)】演技性人格障害


一つの中国

ゴルフ会談を主力とした日米首脳会談の前に行われた中国との電話首脳会談で「一つの中国を守る」とトランプ大統領は明言したようです。「武器取引がある台湾とどうして電話してはいけないのか」と、「一つの中国も検討課題」としていたトランプ大統領が、一転してこれまでの外交方針を守るとしたのには、世界が驚いています。戦争になりかねない中国にとっての譲れない問題を、取り上げてしまっているとの認識が、相手の立場を理解できないことによって、トランプ大統領は持てないのです。


「物事の多角的関連性」を認識できないために「自分の視野からだけ」で判断してしまい、とんでもない間違いをしてしまうのです。つまり一つの中国が共産圏の中国国民にとって、どれほど重要であるのかを認識だきないので「粗略に扱ってしまう」弱点があるのです。それは日米安保条約についても同じで、日本、東アジア、世界にとってどのような関連性があるのかを認識できないために、断片的場面で利害損得を考えてしまうのです。結果として「稚拙」「わがまま」であるのですが、それでは生きていけない場面に幼い時から遭遇してきているはずで、それを切り抜けるために、例題を覚えるように「人ったらし」の一面を覚えてきているのです。ちょうど「処世術」を使えるようになるのと同じでしょう。理解力の低い人ほど「処世術」から抜け出られないように、「ワンパターン」で切り抜けてきたはずです。

中国は欧米列強の侵略から、日本の侵略をうけて、たくさんの国民の血を流して毛沢東の共産革命で独立を果たしたと言えますが、その願いが「一つの中国」なのです。その重みを理解しなければ中国とは付き合うことはできません。日本国民としても被害者と加害者と現在の中国国民の感情はありますが、事実は現在の日本国民は被害者としての立場であり、中国国民の思いを共有することのできる立場でもあります。

トランプ大統領とアメリカの支持者たちは、あまりにも軽率であると言えます。

これを現実論で修正できるのはキッシンジャー氏だけなのかもしれません。

防衛問題

尖閣諸島の防衛に関しても日米安保条約の適応範囲内と明記したことは、日本の安倍首相にとっては100%の成果でしょうが、トランプ大統領にとっての意味合いは「安倍首相が現在のお気に入り」であることだけです・・・

【トランプ大統領・安倍首相、日米首脳会談(7)】日本の防衛

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