【トランプ政権の暴露本、6度も増刷!】著者はウォーターゲート事件でニクソン大統領を辞任に追い込んだ、ボブ・ウッドワード氏。

トランプ・アメリカ大統領

著名記者であるボブ・ウッドワード氏がトランプ政権の内幕を書いた、通称「FEAR(恐怖)」(「Fear: Trump in the White House」)によると、 2017年10月 米空軍が金正恩の 暗殺訓練を実施していたことが明らかになった。トランプ氏の暴露本がたくさん出る中、なぜこの本がそんなに注目されるのか? それは、ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件の調査報道をした著者であるからだ。



 

ボブ・ウッドワードとは?

ボブ・ウッドワードは、ウォーターゲート事件を調査・告発し、『大統領の陰謀』を書いた人物。ウォーターゲート事件は1972年に起きたアメリカの政治スキャンダルで、ボブ・ウッドワードらの取材調査により、当時のニクソン大統領(共和党政権)は辞任に追い込まれたと言ってもいいだろう。

彼は、ワシントン・ポスト紙で47年のキャリアを持つベテラン政治ジャーナリスト。ピュリツァー賞も二度受賞している。ワシントン・ポスト紙はリベラル寄りだとみなされているが、ウッドワード自身は「中立の立場」を心がけているという。

そこが、他の暴露本と違って信ぴょう性を増す所だ。事実、取材にはかなりの時間が割かれており、取材に応じた関係者ほとんどの録音が採れているようである。つまり、ちゃんとした裏付けがあると言うことになる。

 

ピンポイントで暗殺

米軍は、2017年10月、北朝鮮と地形の似た ミズーリ州を選び、そこでステルス爆撃が北朝鮮の金正恩委員長を標的にしてピンポイントで先制攻撃をする訓練していたという。

北朝鮮に対しては、当然、空爆を行うことも考えていたと思われ、暗殺計画も選択肢の一つだったとされるのは当然だろう。というか、一番犠牲者を出さなくて済む方法だったのだ。

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トランプ大統領は「恐怖政治」を直感的にわかっている

面白いことに、トランプ氏が大統領就任前、「FEAR」著者のウッドワード氏らの取材に対して「権力とは恐怖だ」と語ったと言う。この本のタイトル「FEAR・恐怖」は、私たちが「トランプ大統領の権力は恐怖だ」と思っているのを代弁しているのではなく、トランプ大統領自らが「権力=恐怖だ」と語ったということを象徴している。

つまり、この著書に書かれている(「小5程度の知能」)ように、トランプ大統領は理知的な人物ではないのだが、”権力とはみなに恐怖を与えること”と直感的に、あるいは経験的に彼はわかっているようだ。それだけに、恐怖政治を行える素質(脳機能)を持った人物であるということが、私たちにとって恐怖なのだ。

参考:【トランプ次期アメリカ大統領(9)】アスペルガー症候群

 

ホワイトハウス内部の苦悶

あのマティス国防長官など幹部は戦慄を覚えたと言う。なぜなら、その「北朝鮮に先制攻撃を起こすか」という重大事が起ころうとしているその時、韓国からの民間人退避命令を 「ツイートしてしまう」という大統領がいたからだ。

「大統領の最も危険な衝動だと思われるもののいくつかを、スタッフたちが協力して意図的にブロックした。世界で最もパワフルな国の行政権がノイローゼに陥った状態だった」とウッドワードは書く。(上記紹介記事より引用)

 

ウッドワード氏の本、「Fear: Trump in the White House」は、そのような次から次へと、最高権力を持つトランプ大統領がホワイトハウス内で周囲に及ぼす「恐怖」について書いている。

大統領首席補佐官などは、

「彼は間抜けで、何事も説得するのは無意味だ。恐ろしいことにホワイトハウス内は機能不全だ。」と言っている。

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大国の大統領として、最もふさわしくない人が大統領になってしまった事実を知れば知るほど、その影響は日本にとっても他人ごとではない事態。

さて、「Fear(恐怖)」の日本版はいつ発売になるのでしょうか??

【アメリカが「宇宙軍」創設!】トランプが起こす宇宙戦争の現実 中国覇権主義、宇宙に拡散

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