【トランプ次期アメリカ大統領(4)】日本の安保[1]

トランプ・アメリカ大統領

トランプ氏の登場でにわかに問題となってくるのが、日本の安全保障体制です。

安保法制国会審議の時、声を上げた学生と主婦の勇気を褒めましたが、アメリカの若者や母親たちも「自分の子供を戦場にはいかせない」とする気持ちは同じなのです。しかもアメリカは日本の防衛に派遣するのですから、「とんでもない」とする心境が当然なのです。

核の傘

現実にアメリカの核戦略ミサイルシステムで、日本が守られていることを、声を上げた日本の母親たちは知らなかったようです。現実感をもって現在、このときもアメリカの核の傘の下で日本が平和でいられると同時に、戦場で戦わなくても済んでいることを納得できない人が多いことでしょう。もっと知らなければなりません。

核戦略の技術的側面を知らなければ、南シナ海、東シナ海での中国の動きを理解できませんし、どのようなことがあっても中国は出てくることになり、将来はアメリカの核の傘、ならびに空母機動部隊、沖縄の基地の存在なくしては、紛争地になってしまうことは避けられないことを知っておくことです。

そのうえでフィリピンのドゥテルテ大統領の言動を見ると、将来の日本の立場を知ることが出来るでしょう。また北朝鮮が核武装を急ぐのは、彼らにとって死活問題であり、中国の核の傘に入れない彼らの立場としての苦しさがあることも分ってきます。

そのうえで、日本の防衛を考えるべきで、日米安保条約で日本がどれほど得をしているのか?アメリカの国益は、アメリカの母親と子供たちにとって、相反する面が残酷にある事実を、日本の母親は知るべきでしょう。

ミサイル戦略

ICBM(大陸間弾道弾)など短距離も含めて陸上から発射する核ミサイルは、・・・・・

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