【ドゥテルテ大統領】したたかなのか?人格障害なのか?(2)

日記

フィリピン・ドゥテルテ大統領が「暴言をやめる」と宣言したそうです。

☚【ドゥテルテ大統領】したたかなのか?人格障害なのか?(1)

ドゥテルテ大統領はしたたかなのか?

ドゥテルテ大統領は「したたかな外交を展開している」と評する人たちもいるのですが、これほど手の内をさらして「したたか」ではないでしょう。「機を見るに敏」なのではないですか?

人格障害で「独善的」な人や「当たりの良い」人は、案外本心で言動しています。人格障害の原因が脳機能障害の場合は、より本心に近いとみるべきでしょう。社員の権利を無視している経営者の大半は、したたかなのではなく、極めてストレートに自分の意志で言動していることが真実です。勉強不足あるいは、理解力が低いため、社員も人間であるとの認識が持てないのです。この人たちは「自己愛性人格障害」と紙一重でしょう。どちらにしても「他人の人格」を自分と同等に評価できないために、上から目線になり人権を無視してしまったりするのです。

ブランドにこだわりのある人は自分を疑え

ブランド志向の強い人は、自分が正常な価値判断をできないために、社会に定着した価値観で物事や他人の人格まで評価してしまっているのを警戒しなければなりません。ブランド品の好きな人は自分を振り返って見ることです。したたかで、テクニシャンと感じることも、実は大変シンプルで自分の感覚に忠実なことが多いと見るほうが正しいのでしょう。

多くの詐欺師、コミッションセールスの悪質なセールスで実績の上がった人を見ると、殆どが人格障害で、したたかなのではなく「単純」なのです。自分が置かれている条件が、そのときマッチして儲けることが出来ただけなのです。その証拠に、詐欺師は詐欺師に弱い特性があります。要するに、詐欺のうまい人は、より上手い詐欺師に騙されやすいのです。

例えば、強引な商法でコミッションセールスとして稼ぎまくっていた人物がいました。私は彼の上司と仕事していて、上司はセールスマンの彼を上回るセールステクニックを先天的に持っていました。詐欺のような商法が続いて、稼ぎを増やしていたセールスマンは、上司に誘われて、その事業に儲けた給料を投資したのでした。時間がたってそのビジネスモデルが崩れ去り、倒産状態となったとき彼の稼ぎ出した1億円近い給料は全て再投資していたようで、殆ど彼には残りませんでした。事務所から、投資した金の替わりにコピー機を持ち出そうとする彼の姿は哀れなものでした。

ブランドで価値を判断している人は、真実を見抜けないため詐欺にも弱いのです。その証拠に、詐欺師の事務所は出来るだけ不釣り合いに豪華にしようとします。またシンボルとして担ぎ出される人は有名人です。ご注意ください。

相手を利用してやる

他人は家族を含めて利用するためにいると、無意識に考えている人は多いものです・・・・・つづく

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