写真出典:http://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/driver/gca000005952701.html
ゴルフ・ギアを購入する場合、ある程度の知識があればネットで仕様を合わせてくれるネット店舗も増えました。今回は松山選手が現在使っているキャロウエイ・グレートビッグバーサー(GBB)を例にとりながら、仕様の決め方を見ていきましょう。
☚【ドライバーをネットでカスタム注文(5)】松山のGBBの場合[5]
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カスタムドライバー、シャフトの選び方
■トルク(ねじれ)を考慮する
三菱レイヨンのフブキ(FUBUKI) ATでも、グラファイトデザインのツアーAD MTでも、60g台と50g台ではトルクが大幅に変わります。トルクとは、シャフトのねじれ度合いを示す数値で、数字が大きいほどねじれが強いシャフトです。
↓↓↓松山英樹がトーナメントで使用するキャロウェイのグレートビッグバーサ。シャフトは、三菱レイヨンのFUBUKIのATでカスタムできます。以下の注意事項を考慮したうえで、シャフトのスペックと睨めっこして決めてください。
トルクとフレックス(S/SR/Rなど)の両方の兼ね合いで振り心地が変わりますので、注意が必要です。フレックスだけでも変わることがあります。
一般に、トルクが大きいとフレックスが柔らかくなったように振り遅れが出ることがあります。重さだけが変わるわけではないことを理解して、切り返しの早い人は要注意です。またタメがきつい人がトルクが大きくなると難しくなるのが普通です。
例えば、上記の店舗のフブキATシャフトの50g台を挿した場合、トルクが4.9で大きくなるので、60g台のほうが無難と言えるでしょう。(フブキATのスペックを要確認)また、GBBの場合はペリメータウェイトなどで調整できるので、重心距離を短くして対応できる可能性もあります。心配な方は、ネットで購入する前に、リアル店舗で試打してから決めるのがいいでしょう。
どうしてもシャフトを軽くしたいのであれば、トルクが大きくなった分フレックスを硬くするのが良いかもしれません。例えば、60g台でSRだった人は50g台ではSにしておくなどです。
また、ヘッドの利かせ方でも違いますので、バランスを2ポイント変える場合は要注意です。D1だったのをD3に変えるなどしたら、フレックスをSRならSにすることも考慮してください。しかし、このあたりの調整は、後で鉛などの重りで調整が効きます。これは後程・・・
■シャフトの長さを決める
シャフトの長さを考えるとき、まず45インチを基準にしてお話ししておきます。
スイングでタメのきつい人は振り遅れるので、長尺は苦手です。45インチ以下にする人もいます。また、重心距離が40mmある「キャロウエイ・グレートビッグバーサー(GBB)」のヘッドを選ぶのは間違いかもしれません。
素人向きのこのヘッドを松山選手などのプロが使うのは珍しいことですが、一方で、これが最新の考え方なのかもしれません。長い重心距離を大きな重心角と相殺して、先が余り走り過ぎないシャフト(グラファイトデザインのツアーAD DI)などと組み合わせて、スイングとの相性を図っているのでしょう。スイングを変えることを考えている人は、飛距離アップを狙ってみるのも良いかもしれません。
↓↓↓松山も石川も、あのタイガーウッズも使用した名作シャフト! オレンジ色が目印!
↓↓↓つい先日終わった、ゴルフワールドカップでの松山選手のティショット。赤いペリメータウェイトが目印のキャロウェイのグレートビッグバーサと、オレンジ色のシャフトはグラファイトデザインのツアーAD DIです。
【速報】7打差逆転へティオフ!松山、石川はパー発進/W杯ゴルフ最終日 https://t.co/HNG0d3D8ms #GDOニュース #ゴルフ
— GDO編集部 (@GDO_news) 2016年11月27日
常識的には、46インチなど長尺を選ぶ場合、フレックスが軟らかく感じることもあります。タイミングの取り方が変わりますので注意してください。この場合、グリップで多少の調整も出来ます。
カスタムドライバーのグリップを選ぶ
グリップを過小評価して、デザインだけで選ぶ人もいますが、これは要注意・・・・つづく
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