写真出典:http://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/driver/gca000005952701.html
ゴルフギアを購入する場合、ある程度の知識があればネットで仕様を合わせてくれるネット店舗も増えました。今回は松山選手が現在使っているキャロウエイ・グレートビッグバーサ(GBB)を例にとりながら、仕様の決め方を見ていきましょう。
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■ボールのソフト化
いまでは、ヘッドの重心が大変低くなり、自然にレベルに打ち出すスイングが主流となっています。またボールの素材や製造技術が上がったために、つぶれても復元できる力が強くなり、レディースボールをプロが打つほどになりました。
かつて「バイアグラボール」と言われたブリジストンのアメリカ仕様の女性用ボール「プリセプト・レディ」を、”アメリカ・シニアプロが打って飛んでいる”とのうわさが広まり、シニアツアーで大流行したことがありました。私も、日本では品不足となっていたとき、アメリカに行っていた友人に頼んで手に入れてもらったのでしたが、「200km先の店まで探しに行ったんだぞ!」と友人が怒っていました。「でも飛ぶことを教えてやったろ~!」と笑ったことがあります。
通称バイアグラボールとは?かつての女性用のボール、ブリジストンの「プリセプト・レディ」のことで、スピンは掛からずバックスピンで戻ることはなくてもグリーンでは柔らかく良く止まりました。そして、なにより飛んだのです。そして安かった!
↓↓↓今は「プリセプト・レディ」はなくなり、同じ性能を持つ「プリセプト・ラディ」も品薄になっています。打感は柔らかく、飛距離も出るから、今でも隠れた人気があるのです。口コミで確認するとよいでしょう。
現在、ボールは「ドライバーではソフトにつぶれてスピンを押さえ、ウェッジでは引っかかって良くスピンがかかる」のが当然となり、進化しています。
ボールのコアになる材質が向上して、つぶれても復元する力が落ちなくなったのです。昔はつぶれてしまうと元に戻れないので、ボールにはコンプレッションが指定されていて、ヘッドスピードが遅い人はコンプレッション70ぐらいを使い、プロは90以上を使うのが普通でした。ボールがつぶれてしまうとスピン量は減るのですが、復元できないと打ち出すボールスピードが落ちてしまうのです。また硬すぎてつぶれないとスピン量は増えず、ボールスピードも上がりませんのでドロップしてしまいます。ちょうどよい硬さを選ぶのは、ヘッドスピード測定器など普及していない時代、ボールの弾道を見て、勘で選んでいました。
ヘッドの重心が下がったことと、ボールが低スピンとなったことと合わせて、ドライバーのスイングが、アイアンとの違和感のないレベルスイングとなり、ロフトを大きくしてフェースにボールを長く載せて安定させることが出来るようになったのです。
ロフト角の選択
最近トーナメントでも使用して噂になった、松山秀樹プロが選んだキャロウエイ・グレートビッグバーサー(GBB)は、ロフト9度と10.5度が・・・
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