【ブリック&ウッドクラブ】会員たち自らが創り出す会員による会員のためのゴルフ場!(2)

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ブリック&ウッドクラブ、知恵の輪サイトの見立て

ブリック&ウッドクラブは、会員による自主運営のコースですね。本来はこれが理想で、運営会社の儲けを必要としないので、全てをコースに掛けられるのがいいところです。

予約サイトの口コミ評価

本来は大変良くできているようですが、周辺のコースと同様にグリーンの維持に失敗したようです。問題は、一般論の管理業務としては、支配人あるいは経営者が「異常処理」として入らなければならないのですが、それが日常業務のレベルのまま続けてしまい、「閉鎖すること」には思いが及ばずに、お客様には告知していない状態を作り出してしまった処にあります。

その失敗の原因としては、管理業務に関する認知が出来ていない、平たく言えば、管理者の無知にあります。本来は異常処理が管理職、経営者の業務ですので、グリーンの維持に失敗したことを異常処理としなければならない事案と組織として認識できるかなのです。

T.S-MAXさん(@toyo_max)が投稿した写真

組織としての「反省」がポイント

現在まで接してきたゴルフ場関係者で、アコーディア・ゴルフ、PGMなどを含めても、この区別が適切にできる人は大変限られています。ファイナンスの知識だけでは思いつくどころではないはずです。「日常処理」「異常処理」の区分すること自体、アコーディア・ゴルフのある管理職は認識出来ていませんでした。組織としての教育の必要性があります。

よく「トヨタの人創り」は平易に語られていますが、実際はとても計画的なもので狙いがはっきりしています。経営者・管理職がそのことを勉強することから始めてほしいところです。

「今年のグリーン育成の失敗から、何を学んだのか?」このコースの良い教訓となっているのかが問われています。グリーン育成そのものは予防できないものか否か、案外、技術的にははっきりできるでしょう。その先の管理運営技術として、「反省できているのか」が組織としての成長にかかっていきます。


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